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全豪オープン

全豪OP予選で悲劇。森林火災による大気汚染で咳が止まらず涙の途中棄権

煙に包まれたメルボルンの「全豪オープン」の会場(2020年1月14日撮影)

20日に開幕する「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)。史上最悪規模の森林火災に見舞われ、メルボルンも大気が汚染された中、その本戦入りをかけた予選が今週開催されている。しかしその予選で、大気汚染による咳に苦しみ、試合を途中棄権せざるをえない悲劇が起きた。

14日、予選は現地10時から開始予定だったが、大気の状態が良くないため11時開始となり、屋外コートでの練習も中止となっていた。


Fox Sportsによると、ダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)はこの日、女子シングルス予選1回戦でシュテファニー・フェーゲレ(スイス)と対戦。ヤクポビッチは第1セットを6-4で奪い、第2セットも5-6とタイブレーク目前まできていた。


自身のサービスゲームとなった第12ゲームでデュースとなるも、アドバンテージを取り、タイブレークまであと1ポイントまで迫ったところで悲劇は起きた。


ヤクポビッチの呼吸は荒くなり、咳込んで胸を押さえ、座り込んでしまう。その後も症状は治まらず、プレー続行は不可能に。涙の途中棄権に追い込まれ、大会関係者に肩を支えられてコートを去った。


この日は同じくメルボルンで「全豪オープン」への調整を兼ねたエキシビションマッチの「クーヨン・クラシック」が行われ、マリア・シャラポワ(ロシア)とラウラ・シグムンド(ドイツ)が試合をしていたが、決着を待たずして中止に。


シャラポワは咳が出る感じがすると答えていた。


またエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)は自身のTwitterで、14日14時のメルボルンの空気質指数(大気汚染の程度を示す指標)がvery unhealthy(極めて健康に良くないレベル)になっていることを投稿。「アクション(中止や延期の決定)するために、何か悪いことが起こるのを待つ必要が何故あるの?」と懸念を示している。


この日、ヤクポビッチの途中棄権後も、「全豪オープン」予選の試合は行われている。


大会側は先日、開閉式屋根をもつ3つのショーコートと8つの室内コートがあるため、大会の延期は予期していないことを発表していた。


(テニスデイリー編集部)


※写真は煙に包まれたメルボルンの「全豪オープン」の会場(2020年1月14日撮影)
(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)

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