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グランドスラム

【13日22時開始予定】ジョコビッチの史上初かチチパスの初優勝か?「全仏オープン」決勝

ジョコビッチ(右)とチチパス(左)

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)大会最終日となる6月13日、男子シングルス決勝で第1シードノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が激突する。日本時間22時に開始予定。

ジョコビッチとチチパスが「全仏オープン」で顔を合わせるのは2年連続。2020年の準決勝でも対戦し、その時はジョコビッチが6-3、6-2、5-7、4-6、6-1と約4時間のフルセットの末に勝利した。通算の対戦成績はジョコビッチの5勝2敗。チチパスの2勝はいずれもハードコートの試合で、クレーコートでの3度の対戦はすべてジョコビッチが勝利している。


ジョコビッチはこの試合に勝てば、グランドスラム通算優勝を19回目とし、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)の持つ歴代最多記録(20回)にあと1回と迫ることに。また、「全仏オープン」では2016年に続く5年ぶり2度目の栄冠となり、四大大会すべてで複数優勝を収めた史上初の選手(オープン化以降)という称号も手にする。


ジョコビッチにとって29回目のグランドスラム決勝であるのに対し、22歳のチチパスにとっては初。その経験の差は大きいだろうが、チチパスにとってグランドスラム初優勝という栄誉はそれ以上に大きなモチベーションとなるはずだ。


また、昨年のローランギャロスでのチチパスは2セットダウンから第3セットでマッチポイントを与えてしまうが、そこから盛り返してフルセットに持ち込んでいる。その反撃時にバックハンドが効果的だったが、現在のチチパスはいっそうコンパクトで威力のあるバックハンドを打てるようになった。さらに、精神面でも成長が見て取れる。完璧主義者のチチパスは試合中に思ったようなプレーができないとイライラすることも珍しくないのだが、第6シードアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)との準決勝、相手がリズムを掴んでいた時間帯や微妙な判定があった時も、集中力を切らすことなく耐えていた。


今シーズンここまでのクレーでの22勝を含む39勝はツアー最多。今大会では準々決勝で天敵のダニール・メドベージェフ(ロシア)をストレートで下し、グランドスラムで3度阻まれてきたベスト4の壁も突破と、着実にステップアップしている。


ジョコビッチにとって「全仏オープン」決勝は6度目だが、これまでの勝率は20%(1勝4敗)と、グランドスラムで最も相性が悪い。もちろんそれはナダルがいるからでもあるが、2015年に準々決勝でそのナダルを、そして準決勝でアンディ・マレー(イギリス)を破って決勝に勝ち進んだジョコビッチを下したのは、第8シードのスタン・ワウリンカ(スイス)だった。


チチパスとの対戦に向けて、ジョコビッチは「何をすべきかはわかっている。チチパスにとっては初めての決勝だけど、もちろん彼もそれで満足する気はないだろう。彼は選手として大きく成長した。クレーは彼にとって最高のサーフェスだね。昨年はここで彼と5セット戦った。今回もタフな試合になるだろう」と語っている。「エベレスト登頂」くらいと表現していたナダルとの大一番を経て、34歳のジョコビッチがどのくらいリカバリーできているか気になるところだ。


「決勝には全身全霊で臨むつもりだよ。僕がナダル、ジョコビッチ相手にも勝負できることを見せる時が来た」と意気込むチチパス。8度目の対戦はどんな結末を迎えるのだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真はジョコビッチ(右)とチチパス(左)
(Photo by Matt King/Getty Images)
(Photo by Mark Brown/Getty Images)

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