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ナダル5連覇の夢潰える。ジョコビッチが決勝進出[全仏オープン]

「全仏オープン」でのナダル

現地6月11日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)13日目の男子シングルス準決勝で、4連覇中のラファエル・ナダル(スペイン)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-3、3-6、6-7(4)、2-6で敗れた。ナダルにとっては「全仏オープン」で喫した3敗目となる。

両者の通算成績ではジョコビッチの29勝28敗だったが、「全仏オープン」ではこれまでナダルの7勝1敗。昨年の決勝で当たった時も6-0、6-2、7-5のストレート勝ちで、ジョコビッチが試合後に完敗を認める内容だった。


序盤はナダルがクレーキングの強さを見せて試合を優位に進め、第2ゲームで早速ジョコビッチをブレーク。自分のサービスゲームも難なくキープしていき、あっという間に5-0とリードする。セット終盤でジョコビッチが反撃して3ゲーム取り戻したため、ナダルは昨年決勝に続いてのベーグル(6-0)とはならなかったが、6-3で第1セットを取った。


しかし第2セットに入ると、第1セット終盤でリズムを取り戻し始めていたジョコビッチが逆襲開始。ファーストサーブの成功率が上がり、深いショットが決まるようになる。ラブゲームで第1ゲームをキープすると、第2ゲームでは深いリターンで攻め、0-40と3つのブレークポイント。1本目はしのがれたが、2本目を決めて2-0とする。直後にブレークバックされるが、ラリーなどでポイントを重ねるジョコビッチは第6ゲームでまたもブレークして4-2。第7ゲームでアンフォーストエラーの連続からピンチを作るが、そこはなんとかしのぐ。5-3で迎えたジョコビッチのサービング・フォー・ザ・セット、ナダルに粘られるが最終的にキープして、セットカウント1-1に。


第3セット、1-1で迎えた第3ゲームで、ジョコビッチがドロップショットなどでブレークチャンスを作るも、ナダルがなんとかキープ。しかしこれで焦ってしまったのか、第5ゲームではナダルがチャンスボールをネットに引っかけるといったミスをして2-3とリードを奪われる。ジョコビッチの4-3で迎えた第8ゲーム、30-40の場面でジョコビッチはタイムバイオレーション(ポイント間の時間が25秒を超える)で警告を受ける場面もあったが、ナダルの際どいショットがアウトと判定されて最後はキープに成功。しかしナダルはジョコビッチのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームで、2本連続でダウンザラインを決めて5-5に追いつく。その後は互いに譲らず、6-6でタイブレークに突入。


タイブレークでは、まずナダルのダブルフォルトでジョコビッチがミニブレーク。しかし次のポイントではジョコビッチのバックハンドが長くなり、1-1。その後はキープし合うが、ジョコビッチの4-3で迎えたナダルのサーブで、ナダルはフォアハンドがロングとなり、思わず両手で顔を覆ってしまう。その後、セットポイントを迎えたジョコビッチがナダルのドロップショットをうまく返し、第3セットを取った。


この第3セット終了時点で現地は夜の10時40分。11時から翌朝6時までは外出禁止令が敷かれているフランスだが、今回は特別措置でファンは最後まで観戦できることになる。


ファンが引き続き見守る中で始まった第4セット、先手を取ったのはナダルだった。第1ゲームでフォアハンドのクロスを決め、ブレークに成功する。しかしナダルの2-1で迎えた第4ゲーム、ナダルはダブルフォルトなどからブレークバックを許してしまうと、第6ゲームでも我慢のプレーを続けるジョコビッチ相手に先にミスを犯して4-2とされる。ジョコビッチの5-2で迎えた第8ゲーム、ナダルは最初のポイントをダブルフォルトで失い、その後もミスショットが重なり0-40に。最後はナダルのバックハンドがサイドアウトとなり、ジョコビッチが勝利した。


ナダルが「全仏オープン」で敗れるのはこれが3回目。他の2敗は、2009年のロビン・ソダーリング(スウェーデン)との4回戦、そして2015年のジョコビッチとの準々決勝。


それに続く勝利を手にしたジョコビッチは、決勝で第5シードステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準決勝で第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-3、6-3、4-6、4-6、6-3で下している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」でのナダル
(Photo by Frank Molter/picture alliance via Getty Images)

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