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大坂なおみが「全仏オープン」会見拒否を表明、選手のメンタルヘルス問題を訴える

「全仏オープン」会場で練習する大坂なおみ

世界ランキング2位の大坂なおみ(日本/日清食品)が、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)中の記者会見に応じない意向を示した。米テニスメディア Tennis.comなど多数のメディアが報じている。

テニス選手はメディアから要請があれば、メジャー大会では試合後の記者会見に出席する義務がある。欠席した選手には最大で2万ドル(約220万円)の罰金が科せられることも。世界で最も稼いでいる女子アスリートである大坂は、罰金を科せられることは覚悟の上で、「私が払う罰金がメンタルヘルスを支えるチャリティー団体に寄付されることを願っている」と話した。記者会見を拒否する理由をSNS上で以下のように綴っている。


「アスリートのメンタルヘルスに配慮しない人が多いといつも感じているけれど、人の記者会見を見たり実際に自分で参加したりすると、それがよく分かるの。私たちは既に何度も聞かれたことのある質問や、自信を失うような質問をされる。私を疑うような人たちに自分をさらすのはもうやめることにしたの。試合に負けた後に記者会見で泣き崩れる選手の映像を何度も見たことが私はあるけど、あなただってあるでしょう?あの状況は、既に落ち込んでいる人をさらに打ちのめすようなものだと思うし、それをやる理由も理解できない」


「私が記者会見に出ないのは、大会に対する個人的な恨みではないわ。何人かのジャーナリストは私が若い頃からインタビューをしてくれているし、ほとんどのジャーナリストと友好な関係を築いている。でも、“記者会見に応じなければ罰金だ”って言い続けて、大会の主役であるはずの選手のメンタルヘルスを無視し続けてもいいと組織が考えているのであれば、笑っちゃうわ」


アスリートとメディアの関係の難しさを強調するためか、この投稿に合わせて大坂はNFL選手マーショーン・リンチの有名な動画を投稿している。2015年のスーパーボウルで敗れた後に開かれた記者会見でリンチは質問にまったく答えず、「ここにいるのは罰金を払いたくないからだ」と繰り返した。このセリフはのちに商標登録されている。


また、大坂は元世界女王のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が10代前半でインタビューを受けている時の動画もアップ。大坂の投稿に対してビーナスは、「あなたの好きなようにやりなさい。あなたの人生なんだから!」と支持することを表明している。


大坂は「全米オープン」と「全豪オープン」で2回ずつ優勝しているものの、「全仏オープン」では3回戦より先に進んだことがなく、昨年は怪我により欠場していた。クレーコートへの苦手意識を克服し、またトロフィーを掲げる大坂の姿をぜひとも見てみたいものだ。


※為替レートは2021年5月27日時点


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」会場で練習する大坂なおみ
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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