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「ウィンブルドン」をよりエコに!4つの目標

写真は2019年「ウインブルドン」会場写真

「ウィンブルドン」を開催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)は、Insidethegamesウェブサイトによると「ウィンブルドン」をより持続可能なものとするため、2030年までに達成すべき4つの目標を立てているという。Tennis World USAが伝えている。

これらの目標は、AELTCの戦略企画運営ディレクターのSally Bolton氏によって立てられた。Bolton氏は今年の大会後にチーフエグゼクティブに就任することが決定している。


Bolton氏は、「私たちは、スポーツの大会として環境への影響を軽減するというだけでなく、より広範な環境問題の解決に貢献する力を持っていると信じています。私たちがどのようにリサイクルを取り入れているか、お客様に理解してもらうために努力しています。環境にポジティブな影響を与えることを推奨し、実行することが私たちの優先事項です。さらに、私たちの立場を活かしてこのミッションに加わる人が増えるように影響を与えていきたいです」とコメントしている。


AELTCは、2030年までに運営による排気量を純ゼロまで減らし、資源を効率的に使用する廃棄物ゼロ団体となり、生物多様性の回復に貢献し、大会の影響力を利用してより広範な行動を促すことを目標に掲げている。計画の一環として、AELTCは保有する土地を再生し、会場に隣接する土地を再開発する予定だ。


排気量純ゼロを達成するため、AELTCは長期土地開発プロジェクトの中に化石燃料依存からの脱却を組み込み、エネルギー使用量を監視・制御するシステムの導入や植物ベースの食品をメニューに増やすことなどを計画している。


2030年までに、建築プロジェクトにもゼロ・カーボン指針を導入する。一方で会場にて再生可能な発電を行い、不可避な排気に関してはカーボン・オフセットや森林保護計画に投資することで埋め合わせをする。さらに新規開発地には集水システムを導入する予定だ。


加えて、再利用可能、またはリサイクル可能な製品を使う機会を増やし、サプライヤーと協力して使い捨てのプラスチック包装を排除し、芝や剪定ゴミを敷地内で堆肥化する計画もある。ローンテニスミュージアムやウィンブルドン財団で行われる子どもたちへの学習プログラムの中で、環境や気候変動、サステナビリティの重要性を説くこと、また「ウィンブルドン」の観客にデジタルプラットフォームを介して、ウィンブルドン観戦に関わる自身のカーボン・フットプリントについて理解を深めてもらうことなども検討中。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「ウインブルドン」会場写真
(Photo by Tom Jenkins)

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