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キーズがウイリアムズ姉妹以来、出場を果たすアメリカ人に [WTAファイナルズPreview]

 トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ」(10月23~30日/シンガポール/賞金総額700万ドル)にビーナス&セレナのウイリアムズ姉妹以外のアメリカ人が出場することは、ここ10年起きていなかったことだ。だが今回、マディソン・キーズ(アメリカ)が出場する。ウイリアムズ姉妹以前に今大会に出場したアメリカ人は、キーズの元コーチであるリンゼイ・ダベンポート(2005年)だ。

 キーズのWTAファイナルズ・デビューはバーミンガムでのキャリア2度目の優勝、ローマとモントリオールでの準優勝のおかげで実現した。彼女はまた、リオ五輪の銅メダル決定戦でペトラ・クビトバ(チェコ)に敗れたが、準決勝進出の実績も持つ。

 「ここにいられるということは、私にとって大きな成功だわ」とキーズ。「私はここにたどり着くために多くのハードワークを積んできた。だからここにいるのだということを、コート上で証明して見せたい」。

 キーズは現在世界ランク7位だが、これは1999年にトップ10入りしたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)以来、トップ10入りしたアメリカ人ということでもある。

 「間違いなく、驚きだわ。ほかにトップ10に入ったと思っていた多くの素晴らしいアメリカ人選手たちがいたけれど、実は入っていなかったようね」

 世界2位のセレナは故障のため、昨年に続きこのWTAファイナルズを欠場した。全米オープンでカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に敗れて以来、セレナは右肩のしつこい故障を理由にいっさいプレーしていない。

 セレナは大会がシンガポールに移った最初の年である2014年に優勝を遂げている。

 キーズは8人が2つのグループに分かれてのラウンドロビンの初戦で、シモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。彼女のグループには、ほかに世界ナンバーワンのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)とドミニカ・チブルコバ(スロバキア)がいる。

 もうひとつのグループには前年覇者のアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)、全仏優勝のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、全米準優勝のプリスコバ、そして、スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)がいる。

 グランドスラム大会で2度優勝しているクズネツォワは、モスクワのクレムリン・カップで優勝を決めたばかり。それによりジョハナ・コンタ(イギリス)を追い抜いて最後の座席をつかみ、2009年以来の出場を決めた。

 ケルバーは2つ目のグランドスラム・タイトルとなった先月の全米オープン優勝のあと、世界1位の座をセレナから受け継いだ。彼女は1月の全豪オープンでもセレナを倒して優勝している。

 シュテフィ・グラフ以来のドイツ人女子選手ナンバーワンとなったケルバーはリオ五輪では銀メダルを獲得した。

  「私は選手として大きく変わった」とケルバーは今季を振り返った。「以前よりずっと自信を感じているし、大きな大会でどうプレーすべきかも知っている。そしてメンタル的にも厳しい状況でのタフな試合や大きな大会の決勝にどうやって勝つかもわかっている」。

 過去3度、WTAファイナルズをプレーしているケルバーだが、これまで一度もラウンドロビンから先に勝ち進んだことはない。

 一方、ラドバンスカは深圳、ニューヘブン、北京と3大会で優勝したあと、連覇を目指してシンガポールにやって来た。

 「大きなタイトルを獲ろうとするときや、多くのポイントを守らなければならないときは、普段より余計にプレッシャーがかかるものよ」とラドバンスカ。「でもその一方で、トップ5、トップ10ともなれば、ほとんど毎週ポイントを防衛しているとも言えるから、そういうものと思っている」。(C)AP

Photo: SINGAPORE - OCTOBER 21: Madison Keys of the United States attends the Style Suite prior to the BNP Paribas WTA Finals Singapore at Marina Bay Sands on October 21, 2016 in Singapore. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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