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「うまく表現できない」とセレナを破って決勝進出の18歳ベンチッチ [ロジャーズ・カップ]

 カナダ・トロントで開催されている「ロジャーズ・カップ」(WTAプレミア5/8月10~16日/賞金総額 251万3000ドル/ハードコート)。

 土曜日に行われた準決勝で、第1シードセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がベリンダ・ベンチッチ(スイス)に3-6 7-5 6-4の逆転で敗れた。

 ベンチッチは18歳。セレナを破った選手としては、2004年のWTAツアー最終戦で17歳でセレナを破ったマリア・シャラポワ(ロシア)以来の最年少選手となった。

 「今の気持ちをうまく表現できない」とベンチッチ。彼女は今年のイーストボーンの大会でツアー初優勝を挙げたばかりだ。「コートでは気持ちが溢れてきた。フォアハンドが決まって勝ちが決まって、ただうれしいという気持ち。信じられない感覚。うまく言葉が見つからない」。

 33歳のセレナは今季、これまでの3つのグランドスラムで優勝。45試合を戦ってわずか2度目の敗退となった。トロントでは2001年と2011年、2013年に優勝している。

 「今日の自分のプレーは本当にひどかった」とセレナ。「相手に対しての先入観を改めないといけないと思う。たぶん、みなさんはそうは思っていないでしょうけど」。

 もう一方の準決勝は、世界2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)がサラ・エラーニ(イタリア)を6-4 6-4で下している。

 セレナは16本のサービスエースを記録した一方で、ベンチッチはわずかに1本だけ。だが、セレナは12本ものダブルフォールトをおかしている。

 「今日は本当にいいプレーができなかった。プロがすべきプレーではなかったと思う。まるでアマチュアのプレーだった。今日は私の日ではなかった。来週や、できれば全米オープンまでにはこれを修正できるといいんだけど」とセレナは言う。「できれば、もう少しだけ多くのいい日々を過ごしたいものね」。

 第3セットのベンチッチは崖っぷちから滑り落ちる寸前だった。ベンチッチが5-1とリードしていたものの競った展開で、セレナは2度のブレークで逆襲。一度目のブレークはダブルフォールトをきっかけとしたものだった。

 「あのときはとてもナーバスになっていた」とベンチッチ。「でも、今日は自分にはチャンスだと言い聞かせていた。私はとにかく集中しなくてはいけなくて、たとえそれが初めてのことではなかったとしても、精神的にタフなものなのよ」。

 最後となったゲームではベンチッチがバックハンドの強打を決め、セレナがそれを返せずマッチポイントとなり、最後はフォアハンドのウィナーを決めたベンチッチが勝利した。

 「この15年間練習してきたのはこのときのため」とベンチッチ。「練習を続けるのはいつも簡単なことではなかったわ。それはハードで、タフなものだった。ときには練習したくなかったり、ときにはすごくやる気になったりする。でも、それらすべての成果が今日出たと思う。今はとてもすごい気持ちであり、すごいことだと思っているわ」。

 ベンチッチは現在20位。今大会では3人のシード選手たちを倒しての勝ち上がりで、初のプレミア5レベルの大会での決勝進出となった。

 ユージェニー・ブシャール(カナダ)を倒してスタートした今大会のベンチッチは、第4シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、サビーネ・リシツキ(ドイツ)、そして第5シードのアナ・イバノビッチ(セルビア)を倒して、セレナとの準決勝を迎えていた。(C)AP

Photo: TORONTO, ON - AUGUST 15: Belinda Bencic of Switzerland celebrates her victory against Serena Williams of the USA during Day 6 of the Rogers Cup at the Aviva Centre on August 15, 2015 in Toronto, Ontario, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

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