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ジョコビッチやフェデラーがマイアミ・オープンの移転に反対

 アメリカ・フロリダ州マイアミで開催された「マイアミ・オープン」(ATP1000/3月23日~4月3日/ハードコート)。

 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、マイアミ・オープンは現在の開催地であるキービスケインに残り続けるだろうと話し、南フロリダのファンもそれを望んでいると話した。彼の意見は正しいだろう。
 
 大会主催者側は、会場の拡張を巡っての裁判で差し止めの判決が出て以来、大会の今後のことについては口を閉ざしていて、大会側の弁護士は移転はほぼ決定的だろうと話していた。

 ジョコビッチは大会史上最多タイとなる6度目の優勝を果たしたばかり。彼はこの問題について表彰式のコメントで触れた。

 「大会が移転するという話しに関して、みんながどれほどのことを知っているかはわからない」とジョコビッチは言い、「私はこの先も長くここに大会が留まることは確実だと思っている。来年またお会いしましょう」と続けていた。

 彼は試合後の記者会見でもこの話に触れ、意見を追加した。
 「一部の信頼できる筋から聞いた話では、僕はこの大会が移転しないと聞いている」とジョコビッチは言い、「大会が移転するかどうかについて僕らが話し合う必要はないと思っている。移転先がどこになるにしてもね」。

 トーナメント・ディレクターのアダム・バレット氏は、大会期間中に幾度も記者会見の要請を受けたが、それに応えなかった。マイアミ・オープンの顧問弁護士のユージェネ・スティアーズ氏も電話取材に応えていない。

 数ヵ月前、大会が来年の3月20日に開幕すると発表されたことに間違いはない。だが、会場については中国やオーランド、南アメリカのどこかなど、様々な憶測が流れていた。オーランドのバディ・ダイヤー市長は、大会期間中に会場を訪れていた。

 大会の会場であるキービスケインは、マイアミ・デード郡に所属する。大会主催者側は、この大会が最高の格式を維持するためには、様々な施設をアップグレードする必要があると長く話してきていた。一部のトップ選手たちからは施設がインディアンウェルズなどの大会と比べて遅れをとっていると指摘している。

 「何かが必要なのは明らか」とラファエル・ナダル(スペイン)は言う。「すべての大会の施設は、より進化している。この大会ではそういうことがずっと行われてきていないのは真実だ」。

 アップグレードのためのコストは問題ではない。マイアミ・オープン側は5000万ドルの予算を組んでいるからだ。

 テニスの大会がこの地を去るとしたら、南フロリダ地区は二重の危機に見舞われる。ゴルフのPGAイベントのスポンサーだったゼネラル・モータース社がスポンサーを降りたことで、ドラルで開催されていたイベントの今後が定かではないからだ。

 大会の所有権を持つインターナショナル・プレーヤーズ・チャンピオンシップ社は、マイアミ・デード郡と8年の契約を交わしていた。だが、スターンズ氏によれば、この合意は郡と、裁判の判決によって無効となったと話している。そのため、拡張工事等ができなくなっているのだ。

 「困難な状況なのは間違いない」と、この大会で2度の優勝経験を持つロジャー・フェデラー(スイス)も大会序盤の段階で話していた。「この大会には素晴らしい雰囲気がある。ここはマイアミで、テニスをプレーするのに美しい場所だ。僕は14歳の頃に初めてここに来て以来、ずっとそう思っている」。(C)AP

Photo:KEY BISCAYNE, FL - APRIL 02: Svetlana Kuznetsova of Russia plays Victoria Azarenka of Belarus during the women's final on Day 13 of the Miami Open presented by Itau at Crandon Park Tennis Center on April 2, 2016 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)
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