ウィンブルドン

2008年以来、フェデラーとナダルが決勝で対戦の可能性 [ウィンブルドン]

※写真は「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)の会場で練習を行うロジャー・フェデラー(右)とコーチのイバン・ルビチッチ(左) Photo:LONDON, ENGLAND - JUNE 30: Roger Federer of Switzerland and coach Ivan Ljubicic look on during practice ahead of Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and C

 ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)が初めてウィンブルドンの男子シングルス決勝で対戦してから10年以上経つが、今年の大会でも両者の対決が決勝で見られる可能性がある。

 オールイングランド・クラブで発表された男子シングルスのドローでは、3度のウィンブルドン優勝歴を持つ今シーズン不調のノバク・ジョコビッチ(セルビア)をはじめ、興味深い組み合わせとなっている。

 ジョコビッチは、1回戦でハード・ヒッターのマルティン・クーリザン(スロバキア)と対戦し、順当に勝ち上がれば3回戦で2009年全米オープン覇者で昨年のリオ五輪で敗れたフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、4回戦ではガエル・モンフィス(フランス)か先週のクイーンズ(ATP500/グラスコート)でタイトルを獲得したフェリシアーノ・ロペス(スペイン)、準々決勝では今年の全仏オープンで敗れたドミニク・ティーム(オーストラリア)と対戦する可能性がある。

 そのほか可能性がある男子シングルス準々決勝として、ウィンブルドン7度の優勝歴を持つフェデラーと、昨年の準決勝でフェデラーを倒して準優勝を果たしたミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、2度のウィンブルドン優勝歴を持つナダルと2014年全米オープン覇者のマリン・チリッチ(クロアチア)、ディフェンディング・チャンピオンのアンディ・マレー(イギリス)と3度グランドスラム大会のタイトルを獲得しているスタン・ワウリンカ(スイス)の組み合わせが予想される。

 シード勢が順当に勝ち上がれば、準決勝でフェデラーとジョコビッチ、ナダルとマレーが対戦する。この4人で過去に合計14度ウィンブルドンのタイトルを獲得している。2006年と07年はフェデラーがナダルを決勝で破り、2008年ではナダルがフェデラーを倒して優勝した。

 今年の8月8日に36歳になるフェデラーと31歳になったばかりのナダルだが、両者ともに今シーズンは好調を保っている。1月の全豪オープン決勝で両者は対戦し、このときはフェデラーが18度目のグランドスラム制覇を達成。ナダルは今年の全仏オープンで10度目のタイトルを獲得した。

 このウィンブルドンの結果次第では、現在世界ランク1位のマレーに代わり、ナダル、ワウリンカ、ジョコビッチの3人のいずれかが世界ナンバーワンになる可能性がある。

 女子シングルスにおいても、今大会の結果次第で現在世界ランク1位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)のほかに、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、元世界ランク1位のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)の4人がナンバーワンとなる可能性がある。

 可能性のある準々決勝として、ともに2度のグランドスラム優勝経験を持つケルバーとスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)、2016年全米オープン準優勝者のプリスコバと全米で2度準優勝の実績を持つウォズニアッキ、スビトリーナと前年8強のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)、ハレプと1977年にイギリス人女子選手としてバージニア・ウェード(イギリス)が優勝して以来のタイトル獲得が期待されるジョハナ・コンタ(イギリス)の組み合わせが考えられる。

 コンタは、今週開催されているイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)では、今年の全仏覇者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と世界ランク1位のケルバーを倒してベスト4に進出したが、ケルバーとの試合中に胸椎を故障し、プリスコバとの準決勝を棄権した。

 ウィンブルドンで5度の優勝を誇り、20度目の大会出場となる第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、1回戦でエリーゼ・メルテンス(ベルギー)と対戦する。

 今年の6月初めにフロリダ州で交通死亡事故の当事者となったビーナスだが、ウィンブルドンには出場することをビーナスの広報担当が発表している。

 今大会の女子シングルス出場選手の中でウィンブルドン優勝経験者は、ビーナスと2011年と14年の大会を制したぺトラ・クビトバ(チェコ)だけである。セレナ・ウイリアムス(アメリカ)は妊娠中のため欠場し、マリア・シャラポワ(ロシア)は故障で今年の大会には出場しない。

 2度全豪オープンのタイトルを獲得し、元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は、出産休養後初のウィンブルドン出場となる。アザレンカは、1回戦でカリフォルニア州出身で18歳のキャサリン・ベリス(アメリカ)との好カードが組まれている。この対戦の勝者とハレプが4回戦で戦うことになりそうだ。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)の会場で練習を行うロジャー・フェデラー(右)とコーチのイバン・ルビチッチ(左)
Photo:LONDON, ENGLAND - JUNE 30: Roger Federer of Switzerland and coach Ivan Ljubicic look on during practice ahead of Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on June 30, 2017 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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