グランドスラム

「気持ちに体がついてこなかった」と奈良 [全豪オープン]

 オーストラリア・メルボルンで開幕した「全豪オープン」(グランドスラム/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、奈良くるみ(安藤証券)が予選勝者のシュテファニー・フェーゲレ(スイス)に6-2 2-6 3-6で敗れた。試合時間は1時間53分。

 「第1セットを思い通りにできたあと、第2セットに入って少し調子が落ちて、それを相手にもっていかれた。ファイナルはもち上げていけた部分もあったが、エネルギーが足りなかった」と奈良。実は先週発熱して食欲を失うなど、体が弱っている状態だった。

 第2セットの第2、第4ゲームの奈良のサービスをフェーゲレが破り、奈良も一つ返したが差を埋められず。このセットを奈良は落とし、ファイナルセットへ入った。

 奈良は第1ゲームのブレークチャンスを逃し、逆に第4ゲームの自身のサービスゲームで5本のファーストサービスのうち1本しか入れられず、フェーゲレにブレークを許した。結局、奈良はこの1ゲームを取り返すことができずに敗れた。

 オフシーズンに充実したトレーニングができ、新シーズンに期待していたという奈良。ところが「気持ちに体がついてこなかった」。

 それでも、テニスの幅は広げられたと胸を張る。コートを広く使っていくテニスに、ボレー練習によりネットプレーを増やし、さらにボールの質を上げてポイントを取れるパターンを増やしたという。

  そんなプレーも「コートで出せなかったことがふがいないが、次につなげたい」と考えている。

 奈良はフェーゲレと5度目の対戦で初黒星を喫した。過去4戦はすべて奈良のストレート勝利。昨年は8月の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の1回戦で対戦し、奈良が6-0 7-5で勝っていた。

 全豪オープンに4年連続出場を果たした奈良は、初の本戦入りを果たした2014年に自己最高の3回戦に進出している。昨年は2回戦で、マルガリータ・ガスパリアン(ロシア)に4-6 4-6で敗退。奈良はグランドスラム大会では2015年の全仏オープンから7大会連続で初戦を勝ち上がっていたが、8大会目に延ばすことはできなかった。

 フェーゲレは2回戦で、第13シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。ビーナスは1回戦で、カテリーナ・コズロワ(ウクライナ)を7-6(5) 7-5で下しての勝ち上がり。

 奈良は土居美咲(ミキハウス)とのペアで女子ダブルスにもエントリーしている。初戦は第12シードのアンドレア・フラバチコバ(チェコ)/ペン・シューアイ(中国)と対戦する予定なっている。



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