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ATP(男子ツアー)

「もっともビッグな試合のひとつになる」決勝はマレーとジョコビッチの年間1位をかけた頂上決戦に [ATPファイナルズ]

 世界トップ8によるエリート大会「バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)は、アンディ・マレー(イギリス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)がタイトルと年末世界ランキング1位の座をかけて日曜日の決勝で激突することになった。

 世界トップ2のふたりは土曜日の準決勝で、対照的な勝利を挙げた。

 マレーはマッチポイントをしのぎ、ATPファイナルズ史上最長の3セットマッチとなる3時間38分の戦いののちに、5-7 7-6(5) 7-6(9)でミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を破った。一方、ジョコビッチは錦織圭(日清食品)を6-1 6-1で倒すのに66分しか必要としなかった。

 2週間前のパリ・マスターズで首位の座を勝ち獲ったマレーが世界1位で2016年を終えるには、ただジョコビッチよりもよい成績を挙げるだけだ。それは今、「決勝に勝つ」ということを意味する。

 勝者がすべてを得ることになる決勝について、「これはテニス史上で一度も起きていないこと」とジョコビッチは言った。「その歴史の一部になれるというのは名誉なことだ。これは僕らの間でプレーした中で、もっともビッグな試合のひとつになる」。

 試合を通して一度しかサービスをキープできなかった錦織を終始圧倒したジョコビッチは、非常にいい調子であるように見えた。

 「僕は戦略的に、やろうと予定していたすべてを実行に移した」とジョコビッチは言った。「僕のレベルは正しい方向に進んでいる。コート上でこの感じを経験することができて、非常にうれしいよ。今、今年最後の試合がやってくる。皆が期待していた試合だ」。

 第3セットで2度、サービスをキープすれば勝利というチャンスを失ってしまったあと、マレーはタイブレークでついに4度目のマッチポイントをものにした。

 「信じられないほどきつかった」とマレー。「僕は本当に激しく懸命に戦わなければならなかった。サービスをキープすれば終わり、というゲームで2度ブレークされるというのはフラストレーションがたまること。これは僕がインドアでプレーした中でも、指折りに厳しい試合だった。こんなに長い試合は一度もなかった」。

 マレーは今年実現したラオニッチとの6対戦のすべてに勝っていた。そして、そこにはウィンブルドン決勝でのストレート勝ちも含まれる。

 マレーにはウィンブルドンとリオ・オリンピックで優勝し、初めて世界1位となった驚くべき2016年後半の終わりに、仕上げのひと押しが必要なだけだ。

 「僕は疲れている」とマレーは言った。「ここ数ヵ月、本当に多くの試合をプレーしてきた。僕はただ明日、全力を尽くす。言うまでもなく厳しいだろうが、ベストを尽くすよ」。(C)AP

【19日試合結果】※[ ] 数字はシード順位

第1試合 ○ヘンリー・コンティネン/ジョン・ピアース(フィンランド/オーストラリア)[5] 7-6(2) 6-4 ●ボブ・ブライアン/マイク・ブライアン(アメリカ)[3]

第2試合 ○アンディ・マレー(イギリス)[1] vs ●ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)[4]

第3試合 ○レイブン・クラーセン/ラジーブ・ラム(南アフリカ/アメリカ)[7] 6-1 6-4 ●ジェイミー・マレー/ブルーノ・ソアレス(イギリス/ブラジル)[2]

第4試合 ○ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[2] 6-1 6-1 ●錦織圭(日本)[5]

【20日試合予定】

第1試合(15時30分開始)ヘンリー・コンティネン/ジョン・ピアース(フィンランド/オーストラリア)[5] vs レイブン・クラーセン/ラジーブ・ラム(南アフリカ/アメリカ)[7]

第2試合(18時以降)アンディ・マレー(イギリス)[1] vs ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[2]


※写真はATPファイナルズ準決勝で錦織圭を破ったノバク・ジョコビッチ

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