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準々決勝の大坂の相手は、プリスコバを倒したサスノビッチ [東レPPO]

 「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/本戦9月19~25日/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)のシングルス2回戦で、予選勝者のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)が第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に6-4 6-2のストレート勝ちを収めた。それにより23日に行われる準々決勝で、サスノビッチは大坂なおみ(日本)と対戦する。


   ◇   ◇   ◇

 自身の勝利に驚きを隠せなかったサスノビッチ。「勝てると思ってなかったから、次の大会が行われる武漢(中国)への今日のフライトをキャンセルしないといけない。ホテルもチェックアウトした」と舞台裏のうれしい誤算を明かした。

 一方のプリスコバは敗戦にも淡々としていた。「全米オープンが終わってから今日の試合まで1回しか練習ができなかった。完全な準備不足」と全米オープンのファイナリストは敗因を挙げている。

 調子の上がらないプリスコバに対し、サスノビッチが第1セットから先手を取る。2-2から2ゲームを連取するが、すぐに追いつかれて4-4。ここでプリスコバは2度サービスキープするチャンスがあったが生かせず、サスノビッチがブレークした。イライラを募らせたプリスコバは思わずラケットをたたきつけ、次のゲームでもミスを繰り返して第1セットはサスノビッチが制した。

 第2セットは勢いにのるサスノビッチが2-2から4ゲーム連取で一気に勝負を決めた。相手の準備不足があったとはいえ、終始アグレッシブに戦い、自身も認めるように「勝利に値するプレーをした」のは確かだ。

 「初めてトップ10の選手に勝てたので、とても重要な勝利。一球、一球に集中して、テニスを心から楽しむことを心掛けた」と勝利の喜びを語った。

 準々決勝で対戦する大坂については、「彼女の試合は何度か見たことがある。若いけど素晴らしい選手。でも、私は自分のプレーに集中するだけ。大坂対策はこれからコーチと考えるわ」と話した。

 大坂が地元の期待を背負うことに対しては、「自分には重圧も、失うものも何もない。とてもいい試合になると思う」と話している。

 サスノビッチは前週、同じ有明で開催された「橋本総業ジャパンウイメンズオープン」の1回戦で土居美咲(ミキハウス)を倒した試合を、こう振り返っている。

 「コーチと考えた作戦で美咲はかなりやりづらそうだった」

 多彩なショットを操り、プレーに偏りのないオールラウンダーは、作戦を着実に実行する力もある。次は、どのような“大坂対策”を見せるのか、注目される。

◇    ◇    ◇

 サスノビッチの勝利の余韻が冷めやらぬセンターコートに、次に登場したのは今大会、第1シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)とアナスタシア・セバストワ(ラトビア)。2人は2週間前の全米オープン2回戦で顔を合わせ、そのときはセバストワが7-5 6-4のストレート勝ちを収めている。

日本のファンの間でも大人気のムグルッサ

 「あのときはグランドスラムで緊張した。全米オープンのセンターコートは巨大で、とてもうるさいの。でも、ここは静かで観客はテニスへのリスペクトを持っており、プレーしやすい」とムグルッサは語り、伸び伸びと持てる力を発揮して、6-3 6-3のストレート勝ち。リベンジに成功し、愛嬌のある笑顔で観衆に手を振った。

テニスマガジン/編集部◎池田晋)

※トップ写真はプリスコバを倒し、準々決勝で大坂と対戦するサスノビッチ


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