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勝負どころで強さを発揮したラドバンスカがストリコバを破る [東レPPO]

 「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/9月19~25日/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の3日目に行われたシングルス2回戦で、第2シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)がバーボラ・ストリコバ(チェコ)を6-3 3-6 7-5で下して準々決勝進出を決めた。

◇    ◇    ◇

 ラドバンスカは前回王者で、8月にはアメリカ・ニューヘイブンで開催された「コネチカット・オープン」でタイトルを獲得。対するストリコバは今年ツアー2大会で準優勝し、ダブルスでは2勝を挙げている。

 最終セット2-2から始まったブレーク合戦に終止符を打ったのは、第2シードのラドバンスカだった。6連続ブレークで5-5となったところで、それまで不安定だったサービスが見違えるように決まって6-5とすると、最後はストリコバのミスにも助けられて7-5とし、2時間を超える死闘を制した。

 「バーボラは何でもできる器用な選手。とてもタフな試合だったけど、何とか乗りきれてうれしい」とラドバンスカは安堵の表情を浮かべた。

 時差ボケを解消できず、コンディション調整に苦しんだ。「数日前より時差ボケはむしろひどくなっていた。でも試合が夜(9時前に開始)で日中に寝られたのはラッキーだった」と、この日の第5試合に組み込まれた幸運に感謝した。

強打と絶妙なドロップショットで相手を苦しめたストリコバ

 一方のストリコバは自慢の強打に相手のお株を奪う絶妙なドロップショットを織り交ぜながら、緩急をつけたテニスを展開。第1セットを3-6で失うが、ミスを恐れずに攻め続けて第2セットを6-3で奪い返す。だが、最終セットは最後の最後でミスへの恐怖心が芽生えた。

 5-6で迎えた自身のサービスゲーム。最初のポイントこそ強烈なサービスとハーフボレーのコンビネーションで奪うが、そのあと2連続ダブルフォールトで15-30。さらに、弱気になって“入れにいった”ファーストサービスをたたかれて15-40とマッチポイントを握られた。最後は強烈なファーストサービスで相手の体勢を崩してネットに出るが、簡単なボレーをミス。何度ミスを繰り返しても崩さなかった強気の姿勢を、最後の大事な場面で崩したことが命取りになった。

テニスマガジン/編集部◎池田晋)


※トップ写真は女王の意地で死闘を制したラドバンスカ



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