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添田豪はラオニッチのサービスを打ち破れず [楽天ジャパンオープン]

 大会3日目を迎えた「楽天ジャパンオープン2013」(9月30日~10月6日/有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート)。ワイルドカード(主催者推薦)で出場した添田豪(空旅ドットコム)はカナダのミロシュ・ラオニッチに4-6 6-7(0)のストレートで敗れ、ジャパンオープンでの初勝利は来年以降にお預けとなった。

 

 決して添田のプレーが悪かったわけではない。サービスは威力あるフラット系を軸にボディを交え、ラオニッチにリターンの的を絞らせなかった。「ビッグサーバー相手にサービスキープをしないと始まらない。いろいろ考えてやった」。さらに「回り込ませないよう展開するようになってからは余裕が出た」と言うように、ストローク戦では早い展開でラオニッチを追い込み、ときには左右に振り回す。試合を通して許したブレークは第1セットの第3ゲーム、4度のデュースの末に落としたひとつだけだった。

 

 しかし、ツアー最高峰のビッグサーバーが「今はサービスの調子がいい。よく入った」という状態では、添田がブレークのチャンスをつくることさえままならなかったのも仕方がないのかもしれない。唯一のブレークを許してしまった直後の第1セット第4ゲーム、ラオニッチは時速220kmを超えるサービスエースを3本突き刺すと、そこから尻上がりに調子を上げていく。「自分がキープすることで相手にプレッシャーがかかれば」という添田の思いも虚しく、終わってみればサービスエース24本、セカンドサービスも含めた全サービスポイントの84%を奪われてしまった。

 

 悔いが残るのはオールキープでもち込んだ第2セットのタイブレークで、自分のプレーが思うようにできなかったこと。「もう少しラリーがしたかった。自分のテニスがしたかった」。しかし、そう振り返るのは、自分のテニスができていればチャンスが訪れたはずだという手応えの裏返しではないだろうか。9年連続のジャパンオープン本戦出場も、これで9連敗。この3年だけを振り返ってもガエル・モンフィスラファエル・ナダル錦織圭とドロー運に恵まれていないのは明らかだが、次のチャンスでは実力で“10度目の正直”を成し遂げてくれるはずだ。

(テニスマガジン/編集部◎杉浦多夢)

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