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チームは敗れるもトップラン田代が大健闘、ノア・インドアステージ吉備から勝利を挙げる [第31回テニス日本リーグ]

 「第31回テニス日本リーグ」(2月10~12日/室内カーペットコート)の決勝トーナメントが東京体育館を舞台に開幕した。初日は準々決勝の男子4対戦、女子2対戦が行われ、男子では昨年優勝のエキスパートパワーシズオカ、準優勝のイカイ、3位の三菱電機、そして4位のノア・インドアステージが勝ち上がった。また、女子は昨年3位のリコーとノア・インドアステージが準決勝進出を決めている。

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 順当な結果に見える男子だが、針がちょっとだけ逆に振れればまったく違った様相になっていた。

 創部3年目で決勝トーナメントまで駒を進めたトップランが惜しかった。トップランは予選リーグを1位で勝ち上がったノア・インドアステージと対戦。S2を落としたものの、S1の田代悠雅が大健闘した。19歳の新人プロ、田代は、JTAランキング9位の吉備雄也を相手に第1セットを7-6(2)で奪い、第2セットも7-6(4)のストレート勝ち。勝敗がかかったダブルスでもトップランの渡部耕平/大﨑翔平は華谷宗小村拓也に対してセットオールまで追い込んだ。

 新設チームを率いる荒井貴美人部長は「計算していない試合に勝って、計算していた試合に負けた」と苦笑いだったが、「田代は本当に凄いところがいっぱいある選手。これからを見てやってほしい」と教え子の大健闘に納得の表情だった。

 また優勝候補の一角に挙げられているイカイも実は危なかった。追いつめたのはレック興発。S2、S1で星を分けて勝負はダブルスに持ち込まれる。

 第1セットはイカイの本村剛一/權伍喜が一方的に攻めて6-0とするが、第2セットは一進一退の攻防からタイブレークに突入。ここではイカイの斉藤貴史/佐藤一平が終始リードし、5-2の場面もあった。流れからしてこの第2セットを取っていれば、試合はレック興発のものだった。そこを踏み止まった本村/權。ベテランの落ち着いたプレーは流石といえるものだった。

 一方、女子で大接戦となったのが、リコーと三菱東京UFJ銀行の一戦。S1、S2を分けてダブルス勝負となった。リコーが川床芙実/入江真子、三菱東京UFJ銀行は高松奈央/前原まりあ。この対戦はセットオールとなって、10ポイントのタイブレークに突入。最後はリコー・ペアが積極的なポーチ攻撃を見せて、三菱東京UFJ銀行を振りきった。

 準決勝は、11日の10時からスタートする。男子の対戦は「ノア・インドアステージ対エキスパートパワーシズオカ」「三菱電機対イカイ」、女子の対戦は、「橋本総業対リコー」「島津製作所対ノア・インドアステージ」となっている。準決勝後、順位決定戦(準々決勝敗者戦)が行われる。

(テニスマガジン/ライター◎井山夏生)

※写真は「第31回テニス日本リーグ」に出場する田代悠雅(トップラン)

男子初日の結果|テニスデイリー

女子初日の結果|テニスデイリー

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