マイページ

国内ニュース

「いつもの自分とはほど遠かった」第1シードの守屋宏紀が敗退 [第91回 三菱 全日本テニス選手権]

 「三菱 全日本テニス選手権91st」(本戦10月22~30日/2846万円/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の本戦6日目は、男子シングルス3回戦と女子シングルス準々決勝、男女ダブルスと混合ダブルスの準々決勝が行われた。

◇   ◇   ◇

 男子シングルス優勝候補の筆頭、第1シード守屋宏紀(北日本物産)が3回戦で姿を消した。先週の「世界スーパージュニア」で優勝したばかりの第14シード、綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)に3-6 2-6のストレート負けだった。

 第1セットを落としても慌てる素振りはなかった。第2セットからはきっちりと立て直し、修正してくると思った観客は多いはずだ。だが「いつもの自分とはほど遠かった」という本人の言葉を待つまでもなく、今日の守屋はミスが早く、最後までコートで喘いでいた。

 「出だしはよかったですけど、数ゲームやっていっても体のキレが出なかった。それでパフォーマンスが落ちてしまった。体が動かず、気持ちもダウンしてしまった」と守屋が淡々と試合を振り返った。

 勝った綿貫は「勝負どころでポイントを取ることができた。自分のほうが集中していたと思う」と試合後の会見で勝因を口にしたが、笑顔はなかった。最初から勝つつもりで戦ったし、今日の守屋の調子なら勝てると感じていたからだろう。

 18歳ながらベスト8に進んだ綿貫は、明日の準々決勝で第5シードの竹内研人(北日本物産)と対戦する。

◇   ◇   ◇

 第12シードの高橋悠介(フリー)は第8シードの志賀正人(GODAIテニスカレッジ)に6-3 6-1。両セットともに先にブレークに成功し、ストレート勝利を飾った。試合後は「ストレスが多い試合でしたが、その中でも強い気持ちで戦えたことが勝因」と笑顔を見せた。

 高橋は8月のベトナム、9月のタイと1万ドル大会で優勝。プロ1年目ながら世界ランクを500位まで上げている。「日本のトップが集まる大会でどこまで戦えるか」と今年の全日本に臨んだ。

プロ1年目で8強入りの高橋

 ベスト8入りは「最低でもここまでとは思っていた」。目標はもちろん優勝。「ここからはますます厳しい戦いになる。持っているものをすべてぶつけて勝ちをつかみたい」と力強く語った。明日の準々決勝の相手は昨年の覇者で第2シードの内山靖崇(北日本物産)だ。

 第3シードの関口周一(Team Rec)は第13シードの綿貫裕介(橋本総業ホールディングス)に6-3 2-6 7-6(4) で勝利。第15シードの小ノ澤新(イカイ)も第4シードの仁木拓人(三菱電機)を7-6(6) 6-4で退け、ベスト8入りを決めた。

 明日の準々決勝で、関口は第11シードの江原弘泰(日清紡ホールディングス)と、小ノ澤はノーシードから勝ち上がった大学4年の諱五貴(明治大学)と対戦する。

 男子ダブルス準々決勝は2試合が行われ、第1シードの内山/今井慎太郎(東通産業)と第3シードの奥大賢長尾克己(ともにエキスパートパワーシズオカ)が勝利し、準決勝に駒を進めた。

テニスマガジン/編集部◎牧野 正)

※トップ写真は男子シングルス3回戦を戦った守屋(右)と綿貫

国内ニュースの関連記事

PAGE TOP
menu