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女子決勝は加治(園女大3年)と林(早大3年)のトップ2シードが激突 [インカレ室内]

 大阪府吹田市・江坂テニスセンターで開催中の「平成27年度 全日本学生室テニス選手権大会(第52回)」(本戦12月3~6日/室内ハードコート)。本戦3日目の女子はシングルス準決勝とダブルス決勝が行われ、シングルスは加治遥(園田女子大3年)と林恵里奈(早稲田大3年)のトップ2が勝利して決勝に進んだ。ダブルスは林恵里奈上唯希(早稲田大3年/1年)が優勝した。

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  第1シードの加治と予選から勝ち進んだ上の準決勝は、6-4 6-4のストレートで加治が勝利した。加治の相手は今日も1年生だった。1回戦は牛島里咲(筑波大)、準々決勝は押野紗穂(慶應義塾大)。だが、今日の上はもっともやりづらい1年生だったろう。園田女子学園高(兵庫)の後輩でもあり、長所も短所も知り尽くされているからだ。

「いろんなことをやってくると思った」と加治が言う。出だしは1-3とリードされたが、「どんなことがあってもイライラせずに、やるべきことをやる」と自分に言い聞かせ、強い気持ちでプレーした。逆転で第1セットを6-4で先取すると、第2セットも3-0とリードを広げ、6-4で逃げきった。甘い球は逃さず前に入って叩き、落ち着いて勝利をたぐり寄せた。

 上はファーストサービスの確率が悪すぎた。「たぶん30%もなかったと(コーチに)言われました」。スピード勝負になったら加治のペース。スライスドロップショットなど緩急を使って攻めていったが、「ファーストが入らないのでストロークでリズムを取ることができなかった」と敗因を語った。それでも予選からの4強入りは評価できるだろう。本戦ドローを見たときから「加治先輩と当たるまでは」と頑張り、その想いを実現させた。

サービスに苦しんだ上

 第2シードの林と松本千広(亜細亜大4年)の準決勝は、林が6-3 6-3で勝利した。1回戦、準々決勝と2試合連続で第1セットを失った林。「序盤の戦いを意識して」臨み、思い通りの展開で第1セットを先取した。

 第2セットは両者ともにサービスゲームを譲らず、3-3まで進んだが、第7ゲームで林がブレークに成功。そこから一気にたたみ掛けて、決着をつけた。「狙いにいきすぎて簡単にミスが出ていたので、じっくりと攻めていった」。3試合目にして初のストレート勝利に安堵の表情を見せた。

2年連続決勝に進んだ林

「相手のペースでラリーをしてしまった」と松本。何とか流れを変えようと試みたものの、林のボールは深く、対応できなかった。林のサービスにも手を焼き、「(サービスが)決定的な違いだった」と口にした。最後のインカレで優勝することはできなかったが、「出てよかった。(ベスト4は)悔しいけどうれしい」と笑顔で語った。

ベスト4に終わった松本

 明日6日の決勝はトップ2シード、加治と林の3年生対決となった。今夏のインカレでは3回戦で対戦し、加治が3-6 7-6(4) 6-4で勝っている。「そこで負けた悔しさ、昨年準優勝の悔しさ、それを明日の試合にぶつけたい」と林。加治は「チャレンジャーの気持ちで戦う。どんな試合になろうとも最後まで食らいついていく」と語った。

 ダブルス決勝は、林/上が加治/渡辺はるか(園田女子大1年)を6-0 6-2で下して優勝した。林はダブルス3連覇を達成。明日のシングルスには2冠がかかる。

ダブルス優勝の林(右)/上

※トップ写真は、準決勝を戦い終えた加治(右)と上

テニスマガジン/編集部◎牧野 正)

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