「プレッシャーは彼に」マレーとヒューイットがお互いを牽制 [デ杯ワールドグループ準決勝]

 9月18日から各地で開催される「デ杯ワールドグループ」の準決勝、イギリス対オーストラリア戦はスコットランド・グラスゴーの室内ハードコートで開催される。

 イギリスは1936年以来となるデ杯優勝を目指し、アンディ・マレー(イギリス)が率いている。

 オーストラリアはニック・キリオスをメンバーから外しているが、そのキリオスは全米オープンの1回戦でマレーに敗れていた。

 キリオスはモントリオールの大会でスタン・ワウリンカ(スイス)と2回戦で対戦し、その試合中にワウリンカのガールフレンドに関して、卑猥な言葉を吐いたとして処分を受けている。

 また、キリオスはウィンブルドン4回戦のリシャール・ガスケ(フランス)との試合で主審と揉めたあとに、サービスのリターンをする素振りを見せない態度で試合をしたり、全米オープンのマレーとの試合では、第2セットの終わりにベンチで居眠りをするような姿を見せたりしている。

 オーストラリアのデ杯チームのウォーリー・マスー監督はキリオスが全米オープンで敗退したあとに、イギリス戦ではキリオスと彼をチームから外すことが最善だという話し合いを持ち、お互いに同意したのだという。

 「全米オープンでのアンディとの試合の数日後に、ニックと膝を突き合わせて話し合った」とマスー監督。「今季のニックは本当にいろいろとあった。だから、これが彼にとってもチームにとっても最善の選択だと思う」。

 また、「正直に言って、我々はニックについては10年単位で見ている。彼はオーストラリアにとって素晴らしいプレーヤーになってくれると思う。でも、今回のデ杯ではまだ少しばかり早過ぎると思う」とマスー監督は話している。


 34歳のヒューイットは来年の全豪オープンを最後に引退を表明しており、デ杯は今季が最後となる見込みだ。

 「今年が最後だけど、すごいチャンスだと思う」とヒューイット。「僕の経験とほかのメンバーの若さが、とてもいい形でミックスされたチームになっていると思う」。

 また、「アンディには特に大きなプレッシャーがかかっていると思う。初日に彼と戦う選手は失うもののない気持ちで、自由にスイングをして自分のプレーができると思う。アンディはすごく勝ちたがっているだろうからね」ともヒューイットは話している。

 マレーはイギリスが「ワンマンチーム」だと呼ばれることを拒否し、自分にだけプレッシャーがかかっているわけではないと話している。

 「すべてが僕にかかっているとは言わない。ここにこられたのは、チームのみんながそれぞれの役割を果たしていればこそだ」とマレーは言う。「プレッシャーはみんなにかかっている。レイトンにとってはデ杯で最後のチャンスだし、彼にも同じようにプレッシャーはかかっていると思う」。(C)AP

※写真は準々決勝でのオーストラリアチーム
Photo: DARWIN, AUSTRALIA - JULY 19: The Australian team including captain Wally Masur, John Millman, Sam Groth, Thanasi Kokkinakis and Nick Kyrgios look on as teammate Lleyton Hewitt of Australia leaves the court after winning the reverse singles match between Lleyton Hewitt of Australia and Aleksandr Nedovyesov of Kazakhstan during day three of the Davis Cup World Group quarterfinal tie between Australia and Kazakhstan at Marrara Sporting Complex on July 19, 2015 in Darwin, Australia. (Photo by Scott Barbour/Getty Images)

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