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全米オープン

錦織圭がフルセットでラオニッチを倒してベスト8に進出 [全米オープン]

 8月25日~9月8日の日程で、アメリカ・ニューヨークで開催されている全米オープン(グランドスラム/ハード)。

 錦織圭(日清食品)が第5シードミロシュ・ラオニッチ(カナダ)をフルセットで倒し、彼自身では初となる全米のベスト8進出を果たした。

 錦織は第10シード。スコアは4-6 7-6(4) 6-7(6) 7-5 6-4で、試合が終わったのは午前2時26分だった。大会史上もっとも遅い時間まで戦われた試合に迫るほどの遅さだ。

 最後の2セットでのラオニッチは、錦織のサービスに何も手を打つことができず、1本のブレークポイントも握れなかった。一方で錦織はラオニッチから2度のブレークを奪っている。

 「すべてのポイントでファイトした。いいプレーが必要なときには、それができたと思う」と錦織は言う。

 錦織はラオニッチをコート中、動き回らせた。試合を決めたのは簡単なボレーで、試合時間は4時間19分。錦織の準々決勝の相手は全豪オープンの覇者、スタン・バブリンカ(スイス)だ。

 「彼の足の速さを攻略するのが一番難しい部分だ」とラオニッチは言う。「彼はとても早いタイミングで打ってきて、コートの真ん中からポイントをコントロールしてくる。彼にとっては普通でも、多くの場合、それはほかの人たちにとっては普通ではないポジションを保ちながら、彼にとっていいと感じるポジションでチャンスをつくり、確実にボールを叩いてくるんだ」。

 ラオニッチはウィンブルドンに続くベスト4進出はならなかった。彼はこの日の試合では、ファーストサービスで55%しかポイントが取れていない。錦織はこれを自分のアドバンテージとした。

 前哨戦を欠場する原因になった錦織の足の親指の故障は、時折影響を感じさせたが、彼のスタミナそのものには影響していないようだ。第5セットの初めにはテーピングを巻き直す場面があったが、最初から最後まで元気よく動き回っていた。

 「テニス以外の部分では、たくさんトレーニングを積んできた。ポイント練習を始めたのは大会の2日前くらいからだったけど」と錦織。「こんなに大きな結果が出せるとは思っていなかった。でも、1回戦のあとには自分の足の状態にも自信がもてて、今はいい感じだ」。

 深夜までアーサー・アッシュ・スタジアムに残った観客たちは多くはなかったが、日本人の観客は錦織に声援を送っていた。24歳の錦織はウィンブルドンでも同じ4回戦で23歳のラオニッチと戦い、そのときには敗れていた。

 2012年大会の3回戦でフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)がジョン・イズナー(アメリカ)を破った試合と、1993年大会の2回戦でマッツ・ビランデル(スウェーデン)がミカエル・ペルンフォルス(スウェーデン)を破った試合が終わったのは、同じ午前2時26分のことだった。(C)AP

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錦織 圭 vs ミロシュ・ラオニッチ 男子シングルス4回戦(インタビュー付))全米オープンテニス2014




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