全仏オープン

ジョコビッチ、ナダル、マレーが揃って4回戦に進出 [全仏オープン]

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(本戦5月24日~6月7日/クレーコート)。

 大会7日目の男子シングルは3回戦の後半。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が9度目のグランドスラム制覇、唯一まだ獲れていない全仏オープンのタイトルに向けて急いでいるようだ。この日の3回戦では19歳のタナシ・コキナキス(オーストラリア)を6-4 6-4 6-4で下して4回戦に進んだ。

 9度の全仏オープン制覇の記録を持つラファエル・ナダル(スペイン)もまた、やや不安定なプレーながらもアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)を6-1 6-3 6-2で下している。

 ナダルがコートに立っていたのは、ちょうど2時間ほど。11度目の出場となった今大会ではまだセットを落としていない。

 ナダルが次に4回戦で戦うのは、18歳のボルナ・チョリッチ(クロアチア)を6-2 6-1 6-4で下したジャック・ソック(アメリカ)で、彼はグランドスラムでは初のベスト16進出となった。

 ナダルとソックはまだ未対戦だが、ナダルは22歳の対戦相手を警戒していると話している。

 「彼は素晴らしいフォアハンドを持っていて、サービスもいい」とナダル。「僕はアグレッシブにプレーしないといけない」。

 ジョコビッチと対戦したコキナキスは84位。彼は3度サービスゲームを破られ、逆に自分は一度のブレークチャンスも握れずに1時間49分で敗れてしまった。

 ジョコビッチと4回戦で対戦するのは地元フランスの21位、リシャール・ガスケだ。この試合はおそらく、観客たちから熱いサポートを受けるだろう。ガスケは17位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)を4-6 7-6(4) 7-5 6-4で制しての4回戦進出だ。

 16人出場したフランス勢のうち5人が勝ち残っているが、これは1968年のオープン化以降では3度目。

 一方で、2度グランドスラムを制した実績を持つアンディ・マレー(イギリス)はクレーでの連勝記録を伸ばしている。この日の3回戦でもニック・キリオス(オーストラリア)を6-4 6-2 6-3で倒している。ビッグサービスを武器とするのがキリオスだが、この日の彼は右肩の具合が悪く、十分なサービスを打てていなかった。

 快晴の空の下で、観客を楽しませるプレーでマレーを追い込んでいたのがキリオスだった。彼はマレーからのロブを追いかけると、そのまま“股抜きショット”を見せてポイントを決めると、腕を空に突き上げたりしていた。だが、第2セットを2-5とリードされ、2度目のサービスブレークを喫するとキリオスはトレーナーを要求。右腕の前腕部のマッサージを受け、テーピングを巻いていた。

 そのあと、マレーが迎えた最初のマッチポイントでキリオスはネット際でフォアハンドを強打してしのいだが、次のマッチポイントではマレーが強力なバックハンドリターンを決めて勝利した。

 「100%の状態とは言えなかった」とキリオス。「彼から何もチャンスを奪えなかったよ。彼のプレーは信じられないレベルだった」と彼は続けている。

 2本あったブレークポイントを逃したキリオスは、「俺は何をやっているんだ? ガーデニングか何かでもやってれいればいいんだ!」と声をあげていた。

 マレーの4回戦の相手は45位のジェレミー・シャルディ(フランス)。シャルディは18位のダビド・ゴフィン(ベルギー)を6-3 6-4 6-2で倒しての勝ち上がりだ。

 マレーのコーチをつとめるのは女子の元ナンバーワン選手、アメリー・モレスモー(フランス)。彼女が着ていたTシャツには「make your own luck」(自分自身で運をつかめ)と書かれていた。

 マレーは現在3位。最近の彼はクレーでのプレーを上達させている。

 「僕がクレーでプレーした中では、最高のプレーだった」とマレー。「結果がそれを明らかに示していると思う」と彼は続けている。

 先の全米オープンを制したマリン・チリッチ(クロアチア)はレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)を6-3 6-2 6-4で下している。また、2013年大会の準優勝者、ダビド・フェレール(スペイン)は60位のシモーネ・ボレッリ(イタリア)を6-3 1-6 5-7 6-0 6-1で下している。両者は4回戦で対戦する予定だ。(C)AP

写真は4回戦に進んだアンディ・マレー








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