全豪オープン

「絶対チャンスある」と臨んだ穂積/加藤が日本人ペアで初の4強 [全豪オープン]

 オーストラリア・メルボルンで開催されている 「全豪オープン」(1月16~29日/ハードコート)の大会9日目、女子ダブルス準々決勝で、穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)/加藤未唯(佐川印刷)がミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)/アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-3 6-3で倒してベスト4に進出した。日本人ペアの全豪ベスト4は初。

 3回戦で第4シードサーニャ・ミルザ(インド)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)の強豪ペアを倒して勝ち上がった穂積/加藤。ミルザが「41」、ストリコバが「20」のダブルス・タイトルを持つペアを6-3 2-6 6-2で倒した自信は大きかった。

 準々決勝の相手はシングルスでベスト8に勝ち進んでいるルチッチ バローニと元シングルス・トップ10(2010年)のペトコビッチのペアだったが、「相手もノーシードで自分たちのプレーをすればチャンスがある」(穂積)という言葉以上の会心のプレーを見せて勝利した。

 穂積/加藤はファースト、セカンドサービスともにポイント獲得率が高く、リターンではつかんだ4つのブレークポイントのすべてをものにした。また、アンフォーストエラーは相手よりも10少なくおさえて20ポイントにとどめた。

 お互いがノーシードのペアとはいえ、ルチッチ バローニには1998年全豪女子ダブルスのタイトルがある。まだ15歳のときで、パートナーはマルチナ・ヒンギス(スイス)だった。

 3回戦後には、強豪を相手に「これまではゲームが取れたらいいなあと思っていた。実力もランキングも違うので。でも今日(3回戦)は勝ちたいと思えた」と言っていたのは加藤だ。気持ちの成長は準々決勝につながり、「できることを全力でやろうと話していた。絶対にチャンスがある。気持ちで勝ちにいきたい」(穂積)と臨んだ結果、シングルスの実力派たちを、ペアで打ち破った。

 ともに1994年生まれの加藤と穂積が、初めてペアを組んだのは2010年の全豪ジュニアだという。その全豪で今、大きな進化を遂げている。

 次に準決勝で対戦するのは第2シードのベサニー・マテック サンズ(アメリカ)/ルーシー・サファロバ(チェコ)。マテック サンズは現在ダブルスの世界ランキング1位で、サファロバは8位と、さらに強豪との対戦になるが、いまのふたりなら怯まないだろう。


■準々決勝


■3回戦

 穂積/加藤のペアは、昨年4月にカトヴィツェ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)でWTAツアー初優勝を遂げた。全豪オープンには今回が初出場で、グランドスラムでの最高成績を更新する4強入りとなっている。


※写真は全豪オープンの女子ダブルスで4強入りを決めた穂積絵莉加藤未唯ペア


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