全豪オープン

マレーが4回戦進出、右足首の故障は問題なし [全豪オープン]

 オーストラリア・メルボルンで開催されている「全豪オープン」(1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、アンディ・マレー(イギリス)は前の試合で痛めた足首の問題に煩わされている様子はまったく見せなかった。

 全豪で5度準優勝しているマレーはサム・クエリー(アメリカ)を6-4 6-2 6-4のストレートで下し、9年連続の4回戦進出を決めた。

 クエリーといえば、昨年のウィンブルドン3回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を下した殊勲が記憶に新しい。当時ナンバ-ワンだったジョコビッチのグランドスラム大会における驚異的な連勝記録をストップさせたのが、このクエリーである。その時点で世界1位のジョコビッチは、2015年ウィンブルドンと全米オープン、そして2016年全豪オープン、全仏オープンと、グランドスラム大会に4大会連続で優勝していた。

 昨年11月に初めて世界1位となったマレーは、ジョコビッチとクエリーの両者が敗退した今、変わらず全豪タイトルを目指して前進し続けている。マレーは2回戦でジョコビッチがデニス・イストミン(ウズベキスタン)に敗れたことには驚いているが、決勝にたどりつかない限り彼にとっては何も変わらないと言った。マレーは過去の5度の全豪決勝のうち4度ジョコビッチに敗れていた。

 「僕は今日ノバクと対戦する予定ではなかったから、僕の仕事はサムに集中し、明晰な頭とよいゲームプランをもって試合に臨み、いいプレーをしようと努めることだった」とマレー。「そして僕は、そのとおりのことをやったんだ。言うまでもなく、決勝に進んだとなればそのこと(ジョコビッチが敗れたという事実)が影響力をもつけれどね」。

 マレーは第1セットの第8ゲームでブレークポイントをセーブし、その後は1時間59分の戦いの大部分で試合の手綱を握り続けた。

 2回戦のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)戦で右足首を痛めたマレーは、最初はそのせいで躊躇があったと明かしている。

 「でも試合が進むにつれ、動きという面では時間を追うごとに感触がよくなっていった。試合の終盤には、僕の動きはよかったと思う。これはすごくポジティブなことだよ」

 こうしてクエリーが敗退し、それにジャック・ソック(アメリカ)が続いて、メインドローに残っていたアメリカ人の最後のふたりが1時間のうちに姿を消した。第23シードのソックは第12シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に6-7(4) 5-7 7-6(8) 3-6で敗れた。

 また、ダニエル・エバンズ(イギリス)は第27シードのバーナード・トミック(オーストラリア)を7-5 7-6(2) 7-6(3)で倒したが、その時点でオーストラリア人もまた、男子本戦のドローから姿を消した。

 マレーの次の相手はミーシャ・ズベレフ(ドイツ)だ。ズベレフはマレク・ジャジリ(チュニジア)を6-1 4-6 6-3 6-0で倒して4回戦進出を決めた。ズベレフと言えば10歳年下の弟アレクサンダーのほうが有名だが、ミーシャも健康の回復と昨年秋からのよい成績で、一度はトップ100位どころか1000位より下に落ちていたランキングを50位にまで戻してきた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は全豪オープン4回戦に進出した、世界1位のアンディ・マレー(イギリス)




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