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全豪オープン

パトリック・ラフターが男子ダブルスに出場も初戦で敗退 [全豪オープン]

 ほとんどの元名選手たちがコーチとして姿を見せている今年の全豪オーブンだが、一人のスターがコートで脚光を浴びた。41歳のパトリック・ラフター(オーストラリア)だ。

 引退してからすでに10年。2度グランドスラムを制したラフターは、今までホコリをかぶっていたテニスの技術を磨き直し、友人でもあるレイトン・ヒューイット(オーストラリア)とコンビを組んでの出場だった。これはツアー復帰ではなく、一夜限りのことだというが、正確には73分の復帰劇だった。

 「たぶん、もっと練習を積んだほうがいいね」とラフターは、エリック・ブトラック(アメリカ)とレイブン・クラーセン(南アフリカ)のペアに4-6 5-7で敗れた後に話している。「もしかしたらなんてことは思ってなかったけど、最後まで楽しめたよ」。

 ラフターはデ杯オーストラリアチームの監督。しかし、コーチとして選手たちにボールを打っても、リターンはしていないのだという。「リターンはしないんだ。僕のゲームで一番悪いところなんだけどね」とラフター。彼は1997年と98年の全米オープンを制した選手だった。

 「サービスは自分で思っていたよりうまくできた。ボレーもまあOKだったと思う」とラフターは言う。「もう少しリターンをしっかりしたかったね」。

 簡単なボールをエラーする場面もあったが、ラフターはサービスでは5本のエースを記録し、第1セットの初めにはバックハンド・リターンでのウィナーも取った。観客たちは沸き、その後はネットでもポイントするシーンを見せたりもしていた。彼のオールドスタイルのサーブ&ボレーは、今もまだ健在だった。

 ヒューイットも同じく2度のグランドスラム・チャンピオン。試合後の彼はラフターの全体的なパフォーマンスについて「彼としては、サービスがとても良かったと思うよ」と32歳のヒューイットは無表情で話していた。

 オーストラリアを代表する二人のダブルスには、全豪オープンのダブルスの1回戦史上、もっとも多くの観客たちを集めた試合になった。
 また、ラフターによるかつてのテニス仲間に関する解説は、ファンを楽しませた。
 「レンドルは、怖いね。彼はいわゆる厄介な奴だった。彼にはいつも手こずったよ」とオンコート・インタビューでラフターは話している。

 レンドルは現在、アンディ・マレー(イギリス)のコーチとして活動していて、テニス界に新たなトレンドをもたらした。
 ボリス・ベッカーステファン・エドバーグはともに6度のグランドスラム優勝経験を持つが、彼らもノバク・ジョコビッチ(セルビア)とロジャー・フェデラー(スイス)のコーチとして全豪オープンを訪れている。

 また、元世界ランク2位で、2001年のウィンブルドン決勝でラフターを破って優勝したゴラン・イバニセビッチは、マリン・チリッチ(クロアチア)と11月から共に活動している。彼はこの日のラフターのプレーを観客席で見ていた。
 「試合が終わった後、彼は僕のリターンがここまでダメか、信じられないと思っただろうね」とラフターは言う。イバニセビッチはよく、彼のヒッティングについてこき下ろすが、「彼には、悪いんじゃない。最悪だと言われるよ」とラフターは続けている。(C)AP


Photo:Australian players Pat Rafter, left, and Lleyton Hewitt play against Eric Butorac of the U.S and Klaasen Raven of South Africa in a first round doubles match at the Australian Open tennis championship in Melbourne, Australia, Wednesday, Jan. 15, 2014.(AP Photo/Rick Rycroft)

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