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初戦から自信のプレーを続ける錦織が4回戦へ [マイアミ・オープン]

 アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(ATP1000/3月25日~4月5日/賞金総額 538万1235ドル/ハードコート)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シード錦織圭(日清食品)が第32シードのビクトル・トロイツキ(セルビア)を6-2 6-2で破り、4回戦進出を決めた。

 ミカエル・ユーズニーを下した初戦(2回戦)で錦織圭が見せた“よい姿勢”は、この試合でも姿をくらます気配はなかった。世界ナンバーワンを目指す日本のスターは、3回戦も堅固なテニスで、コート内に踏み込んで打つ強気のプレーを見せた。1月にシドニーで優勝したトロイツキを、リズムに乗せないようラリーをうまく管理した。


 錦織は出だしからしっかりとエンジンがかかっているようだった。ベースラインから下がらずアグレッシブに打ち、繰り出すショットが鋭い。午前11時に始まったこの試合は、まだ人気の少ない観客席だったが、戦い始めた彼は対戦相手よりも、誰よりも目覚めているように見えた。

 錦織は第1セット第1ゲームでいきなりブレークに成功するが、続くゲームで集中力の弛みか、イージーなフォアハンドのミスをおかして、トロイツキに1-1と追いつくことを許した。しかし、錦織は迅速に体勢を立て直し、そこからはプレーの主導権を握るのは常に彼となる。敏捷なフットワーク、早いタイミングでボールをとらえるプレーで、彼はトロイツキにミスを強いた。

 錦織はこの第1セットは、第5、第7ゲームでも相手のサービスをブレークすることに成功。トロイツキにバックハンドのミスを強いて6-2でセットをものにした。

 第1セットのスタッツは、やや偽りの印象を与えるものだった。というのも、錦織のスタッツは11本のミスに対して6本のウィナー。しかし、目の前の錦織は、より爆発力のあるテニスを見せ、相手を息詰まらせていたのだ。
 
 第2セットでも、錦織が相手を引き離し始めるのを目にするのに、そう長い時間を待つ必要はなかった。コートチェンジの際にトロイツキがトレーナーを呼び、腰の治療を行った。そうなると錦織は、もはや、この獲物を離さなかった。第3ゲームでトロイツキは守備に回らざるを得なくなり、バックハンドをネットにかけてブレークを献上してしまう。

 錦織は第7ゲームでも相手のサービスを破り、この試合5度目のブレークを果たすと、5-2で自らのサービスゲームを迎える。勢いを増し続けた錦織は、最後はグラウンドスマッシュを容易く決めて試合を締めくくった。

 試合時間はわずか1時間3分、錦織は観客席に向けて拳を突き上げた。彼は4回戦に駒を進め、そこで第18シードのダビド・ゴフィン(ベルギー/20位)と対戦することになる。

試合後の錦織コメント
「コート上のフィーリングはとてもいい。今日はほとんど完璧とさえ言える、いいテニスをして勝てたことを、すごくうれしく思っている。彼は少し体を痛めていたのかもしれないが、今日はリターンで大いにプレッシャーをかけることができた。だからビクトルのようなビッグサーバーから、いくつかのブレークを奪うことができたのだと思う。それに、フォアもバックもうまく機能している」

Tennis Magazine/取材◎GEORGES HOMSI/翻訳◎木村かや子/構成◎編集部)

Photo: KEY BISCAYNE, FL - MARCH 30:  Kei Nishikori of Japan celebrates his win against Viktor Troicki of Serbia during day 8 of the Miami Open at Crandon Park Tennis Center on March 30, 2015 in Key Biscayne, Florida.  (Photo by Al Bello/Getty Images)

Photo: KEY BISCAYNE, FL - MARCH 30: Viktor Troicki of Serbia returns the ball against Kei Nishikori of Japan during day 8 of the Miami Open at Crandon Park Tennis Center on March 30, 2015 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Al Bello/Getty Images)

ATPテニスマスターズ1000 マイアミ・オープン TV放送予定
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