神奈川県横浜市・慶應義塾大学日吉キャンパス内蝮谷テニスコートで開催されている「慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2014 」(本戦11月10~16日/賞金総額 5万ドル/ハードコート)の本戦2日目は、シングルス1回戦11試合とダブルス1回戦2試合が行われた。
シングルスは第1
シードの
伊藤竜馬(北日本物産)と第6シードの
守屋宏紀(北日本物産)は勝ち上がったが、全日本選手権の準優勝者で第5シードの
杉田祐一(三菱電機)は
ジャン・ザ(中国)に2-6 3-6で敗れ、昨年に続いて初戦で姿を消した。
また、
ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の
内田海智(富士薬品)が予選を勝ち上がった38歳の
鈴木貴男(イカイ)を6-3 6-2で破り、チャレンジャー大会初勝利を飾った。
ダブルスでは
佐藤文平/
添田豪(ライフ・エヌ・ピー/GODAIテニスカレッジ)とワイルドカードの谷本真人/
上杉海斗(慶應義塾大学)が初戦に臨んだが、ともに敗れている。詳しい結果は以下の通り。(※名前の左に付いている数字は
ドロー番号)
この大会は国内で今年3会開催される、チャレンジャー(ATPツアー下部)大会の2戦目で、横浜・豊田と2大会連続開催される国内チャレンジャー・シリーズの第1戦となる。
11月12日(水)は10時から、シングルス1回戦残り試合・2回戦4試合とダブルス1回戦3試合・準々決勝2試合が行われる予定。
【シングルス1回戦】
○1
伊藤竜馬(北日本物産)[1] 6-3 6-2 ●2ダナイ・ウドムチョク(タイ)
3
吉備雄也(ノア・インドアステージ)7-6(4) 5-4 順延 4ナム・ジソン(韓国)[Q]
○12リー・ゼェ(中国)7-6(3) 6-3 ●11
志賀正人(フリー)[WC]
○16
守屋宏紀(北日本物産)[6] 6-2 6-1 ●15
仁木拓人(柴沼醤油販売)
○20グレッグ・ジョーンズ(オーストラリア)7-6(1) 6-1 ●19キム・チョンイ(韓国)[LL]
○22
内田海智(富士薬品)[WC] 6-3 6-2 ●21
鈴木貴男(イカイ)[Q]
吉備雄也(左)の1回戦はサービング・フォー・マッチで順延、
守屋宏紀(右)は2回戦進出
【ダブルス1回戦】
○12ゴン・マオシン/ペン・シェンイン(中国/台湾)[3] 7-6(5) 6-4 ●11谷本真人/
上杉海斗(慶應義塾大学)[WC]
○13
ブラッドリー・クラン/マット・リード(アメリカ/オーストラリア)6-3 4-6 [10-7] ●14
佐藤文平/
添田豪(ライフ・エヌ・ピー/GODAIテニスカレッジ)
※[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝ち上がり、LLは
ラッキールーザー
※トップ写真はシングルス1回戦を戦い終えた
伊藤竜馬(右)とダナイ・ウドムチョク(左)- ラッキールーザー
- 予選開始後に本戦に欠員が生じた場合、補充のために設けられる特別枠。【ラッキールーザー】は予選出場者に限られ、予選最終ラウンドの敗者の中から、ランキング保持者を優先し、抽選で順位が決められる。「LL(=Lucky Loser)」と表記される。
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- ワイルドカード
- 大会主催者の推薦によってドローに入るプレーヤー。「WC(=Wild Card)」と表記される。
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- ドロー
- 試合の組み合わせ。テニスには基本的に引き分けはないので、引き分けの意味で使うことはない。
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- シード
- 強い選手同士が大会の序盤で対戦しないようにするための措置。ランキングや大会結果で上位のプレーヤーに与えられ、その基本数はドロー数の4分の1。
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