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「年間をナンバーワンで終えるのが目標」とジョコビッチ [BNPパリバ・マスターズ]

 10月27日~11月2日の日程で、フランス・パリで開催されている「BNPパリバ・マスターズ」(ATP1000/インドアハード)。

 父親になった喜びを満喫中のノバク・ジョコビッチ(セルビア)だが、早くもテニスに戻ってきた。ロジャー・フェデラー(スイス)との年間ナンバーワンの座を巡る争いが、彼には待っている。

 今週の「BNPパリバ・マスターズ」のディフェンディング・チャンピオンはジョコビッチだ。先週最初の子供が生まれたばかりの彼が出場する最初の大会だ。今回はステファンと名付けた長男と妻のエレナを家に置いての参戦だが、月曜日のジョコビッチは、来年は家族一緒にツアーを回りたいと話している。

 「毎日でも彼らと一緒にいたいんだ」とジョコビッチ。「でも、今週がそうであるように、ときにはそれが叶わないこともある。まだ一緒に旅をするには赤ちゃんすぎるからね」。

 ジョコビッチはフェデラーに対して2,230ポイントのリードを保っているが、ジョコビッチはこの大会と続くATPツアーファイナルズで2,500ポイントをディフェンドしなければならない。フェデラーはいずれの大会でも昨年はベスト4で敗れているため、決勝に進出すればポイントを重ねられる状況なのだ。

 「今の気持ちを正直に言えば、僕はすでにナンバーワンにもなったし、先週には父親にもなった。僕にとっては自分の人生で一番大事な時期だと思っている」とジョコビッチは言う。彼は2011年と12年に年間ナンバーワンの座に就いている。

 しかし、彼はこう続ける。「もちろん、僕たち両方にとって年間をナンバーワンで終えるのが目標だし、それは大きなものだ」。

 フェデラーは前週のスイス室内で優勝。17度のグランドスラム優勝の実績を誇る彼は、6度目となる年間ナンバーワンの座を射程距離に収めている。6度の年間ナンバーワンが実現すれば、ピート・サンプラス(アメリカ)と並んで最多となる。

 「今年の彼はふたたび強さを見せている」とジョコビッチ。「グランドスラムでタイトル争いをしていたし、今はナンバーワンの座に迫っている。僕は今まで一度も、彼がナンバーワンの座を争えないと考えたことはないよ」。

 昨年のフェデラーは背部の痛みに苦しみ、1年で1度しか優勝できないなど、キャリアで最悪のシーズンを過ごしていた。

 「彼に関しては年齢が問題だとは思っていない」とジョコビッチ。「今年の彼は最高のテニスを見せているからね」。

 ジョコビッチとフェデラーは今季5勝ずつを挙げてツアーではトップタイ。今大会では決勝で対戦する可能性がある。今季の両者の対戦成績は3勝2敗でフェデラーがリードしていて、通算でも19勝17敗でフェデラーだ。

 ジョコビッチの1回戦はBYE(免除)で、初戦となる2回戦は火曜日に行われ、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)が相手になる。

 現在のトップ5ではフェデラーとスタン・バブリンカ(スイス)に次いで、ジョコビッチは3人目の父親選手だ。

 「ほかにもたくさんの選手たちが似たような状況を過ごしている」とジョコビッチは言う。「自分はどうすればいいのかについて彼らと話をして、何かのアドバイスとか経験談を聞きたい」とジョコビッチは話し、「僕のキャリアにいい影響があるといいなと思っている。テニスに関しては何も変えるつもりはない。僕はここで戦い続けるだけだし、ナンバーワンを目指すだけ」。

 ジョコビッチとエレナの夫妻は7月に結婚。それはウィンブルドンで彼が2度目の優勝を果たした数日後のことだった。彼らは高校時代に出会い、8年以上の交際を経ての結婚だった。

 「僕はできる限り彼女たちと一緒に、家族でツアーを回りたい」とジョコビッチは言う。「僕は子供の人生にできる限り関わっていきたいんだ。来年は最初から一緒に回るつもり。テニス選手でいる間は簡単なことではないと思う。たくさん旅をしなければならないし、たくさん飛行機に乗ってホテル暮らしが続く。子供の健康が第一だとしたら、やっぱり難しいことかもしれないけどね」。(C)AP


Photo:Novak Djokovic of Serbia serves against Mikhail Kukushkin of Kazakhstan during their men's singles third round match at the Shanghai Masters tennis tournament in Shanghai, China, Thursday, Oct. 9, 2014. (AP Photo/Vincent Thian)

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