マイページ

ATPニュース

マレーがコーチのレンドルとの関係を終了 [ソニー・オープン]

 3月19日からアメリカ・フロリダ州マイアミでスタートした「ソニー・オープン」(ATP1000/ハード)。

 昨年のウィンブルドンを制したアンディ・マレー(イギリス)が、コーチのイワン・レンドルとの実のある関係を終わらせることになったと発表した。
 
 マレーとレンドルはこの決断について、インディアンウェルズでの4回戦敗退から数日経った水曜日にマレーのブログ上で発表した。

 マレーは背部の手術からの復帰がかかっている今シーズンだが、彼は「この2年間、イワンと続けてきたハードワークには永遠の感謝の念を持っている。あの日々が僕のキャリアにおいては最高の成功だったと思う」と話している。また、「チームとしても僕たちは多くのことを学び、それらは間違いなく将来の財産になると思う。これから次の段階に進むためにどうするか、少し時間をかけてチームでよく考えるつもりだ」と続けている。
 
 マレーとレンドルのコンビは2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得し、その年の全米オープンで優勝。さらにイギリスに77年ぶりのウィンブルドンの優勝をもたらした。

 全米で優勝するまでのマレーは、グランドスラムの決勝で4連敗。1968年のオープン化以降でグランドスラムの決勝に4度進出して勝てていなかったのは、彼以外には一人だけだった。

 レンドルはチェコ出身で、グランドスラム・タイトルは8つ。17年間のキャリアを通じて270週間ナンバーワンに在位した選手だった。

 レンドルとマレーがコンビを組み始めたのは2011年12月のことで、レンドルにはコーチの経験がなかったが、両者のコンビはすぐに噛み合って、マレーをウィンブルドンの決勝に導いた。決勝ではロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたが、二人のコンビはすぐに結果を出したと言っていい。

 マレーのブレークスルーはウィンブルドンで行われたロンドン五輪の決勝で、そのフェデラーを破って獲得した金メダルからスタートしている。さらにその後の全米で、ディフェンディング・チャンピオンだったノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒したマレーは、初のグランドスラム・タイトルを獲得した。

 「この2年のアンディとの日々は、私にとっても素晴らしい経験だった」とレンドル。「彼は第一級の人物だ。彼の目標だったメジャータイトルの獲得を手伝えたことは、本当に楽しかった。今は私が考えているいくつかのプロジェクトを前に進めるために、私自身が集中すべきときになったんだ」とレンドルは今回の決断の理由について続けている。また、「私はいつでもアンディの側にいると思う。彼のキャリアも新しい段階に入るし、彼の素晴らしい成功だけを祈っている」とも話している。

 レンドルは最近、カンザスシティやオクラホマシティ、ナッシュビルやシャーロット、そしてロンドンのエキシビションマッチでプレーしている。また、カナリア諸島でクリニックを開催しているほか、サウスカロライナ州にあるイワン・レンドル・ジュニア・テニスアカデミーでもコートを増設して育成に取り組んでいる。

 マレーにとっての「ソニー・オープン」はディフェンディング・チャンピオンとしての出場で、さらに直後にはイギリス代表として、デ杯準々決勝、イタリア戦が待っている。(C)AP

Photo:FILE - In this June 11, 2013 file photo, Andy Murray of Britain, left, is watched by his coach Ivan Lendl as he wraps tape around his raquet during a training session at the Queen's Club grass court championships in London. Murray has parted ways with Lendl following a fruitful two-year relationship. Murray and Lendl announced their decision Wednesday, March 19, 2014, on the British player's blog. (AP Photo/Kirsty Wigglesworth, File)

ATPニュースの関連記事

PAGE TOP
menu