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トイレ休憩に時間制限!2022年からATPでルールが変更に

「ウィンブルドン」でのチチパス

ATP(男子プロテニス協会)が、試合中のトイレ休憩やメディカルタイムアウトに対して規制を設けることを発表した。ATP公式ウェブサイトや英BBCなど複数のメディアが報じている。

2021年シーズン、とりわけ世界ランキング4位のステファノス・チチパス(ギリシャ)が取ったことで話題となったトイレ休憩とメディカルタイムアウト。その長さやタイミングによってひそかにコーチングを受けたり試合の流れを変えたりするために使ったのではないかと疑われ、世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)や元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)が不快感を示すことに。だが、ルールブックに時間やタイミングなどは記載されていないため、チチパスは一貫して自分の正当性を主張してきた。選手がトイレ休憩などを戦略的に使っていると見なされることは以前からたびたびあり、チチパスの件を受けて対応を求める声が一段と高まる中、ATPはついに具体的な規制を設けることを決断。その詳細は以下の通りとなっている。


<トイレ休憩と着替え(2022年に導入)>
・トイレの制限時間は3分間
・トイレ休憩の3分間に加え、必要に応じて着替え時間として2分間が認められる
・主審の許可がない限り、着替えのみを行うことはできず、必ずトイレ休憩とセットで行わなければならない
・1試合で各選手が取れるのは1回
・トイレ休憩はセット終了時のみ取ることができる
・制限時間を超過した場合はタイムバイオレーションが科される


タイムバイオレーションに関しては、1回目は警告、2回目は1ポイントを取られ、3回目以降は1ゲームを失い、悪質な違反と判断されれば失格となることが想定される。


<メディカルタイムアウト(導入時期は未定)>
・制限時間は3分間
・1試合で各選手が取れるのは1回
・2ゲームごとにコートを交代するチェンジオーバーまたはセット終了時のみ取ることができる
・制限時間の終了時点で試合を再開できない場合、次のチェンジオーバーまたはセット終了時までに必要なポイントを没収される


21歳以下のトップ8選手を対象としたシーズン最終戦「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」は新しいルールをいち早く試す場としても利用されてきたが、今年はその一つとして前述のものに近い内容のトイレ休憩に対する規制が設けられていた。


長丁場の試合が珍しくないグランドスラムなど、新たな規制が来シーズンの試合でどう影響するのかが注目される。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ウィンブルドン」でのチチパス
(Photo by AELTC/David Gray-Pool/Getty Images)

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