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ジョコビッチ敗れる。決勝はメドベージェフ対ズベレフに[Nitto ATPファイナルズ]

「Nitto ATPファイナルズ」でのジョコビッチ

現地20日、世界トップ8の選手たちが出場するシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月14日~11月21日/室内ハードコート)の7日目に準決勝が行われ、決勝カードが決定した。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

この大会では出場者8人が4人ずつ2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各組上位2位の選手たちが勝ち抜き戦へと進む。この7日目は、それぞれの組を勝ち上がった4人の選手たちが決勝進出を懸けて戦った。


まずは、ディフェンディングチャンピオンである第2シードダニール・メドベージェフ(ロシア)が第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)に6-4、6-2で勝利。隙のないメドベージェフが第1セットで1回、第2セットで2回のブレークに成功し、相手にはブレークチャンスを一度も与えず。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第2セット第8ゲームはルードが0-30とリードするも、そこからメドベージェフが3ポイント連取でマッチポイント。最後はサーブ&ボレーで試合を締めくくった。決勝進出のメドベージェフは今大会初のストレート勝ちで、大会での連勝を9に伸ばしている。


最後のゲームで2ポイント先行されたことを例に挙げて「簡単な試合ではなかった」と語るメドベージェフは、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)あるいは第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦することについて以下のように述べる。「今の世界ランキングでトップ3にいるのは僕たちだから、明日どちらと対戦するにしても素晴らしい戦いになるだろうね。ノバクとは最近タフな試合を戦ったし、サーシャとは今大会のグループステージで熱戦を繰り広げたばかりだ。楽しみだよ」


ファイナルズ初参戦にしてベスト4進出を果たしたルードは、「今年は、テニス選手として大きく成長することができた一年だった。また来年の大会に戻って来られたらいいね。世界1位・2位の選手と立て続けに対戦することができて、来年トップ選手と戦うためにどんなことをしなければならないか、完璧なフィードバックが得られたよ」と手ごたえを口にしている。


その後、もう1つの準決勝でジョコビッチがズベレフに6-7(4)、6-4、3-6で敗れた。ジョコビッチは第1セットの第10ゲームで得たセットポイントを決め切れず、タイブレークの末にこのセットを落とす。続く第2セットでは第9ゲームで掴んだブレークチャンスをズベレフのミスショットでモノにしてセットカウント1-1とするが、最終セットの第4ゲームで「4つのアンフォーストエラーという、とても悪い試合をしてしまった」ことで唯一のブレークを許し、最後はズベレフにサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームで取られた。


今シーズン、ジョコビッチとズベレフが対戦するのはこれが5回目。そのうち4試合がフルセットまでもつれ込む接戦となっており、ズベレフが「東京オリンピック」の準決勝に続いてシーズン2勝目を手にした。


ズベレフは試合後、「僕たちの対戦は毎回、長丁場になるんだ。今季、彼以上に長時間対戦した相手はいなかったよ。彼に勝って決勝に進出することができて嬉しい」とコメント。また、グループステージで敗れたメドベージェフと再戦することについては「彼は今、世界最高の選手の一人だから間違いなく難しい試合になるだろう」と話している。


準決勝敗退となったジョコビッチだが、試合後にはズベレフと笑顔でハグを交わした。それについて次のように説明する。「もちろん僕たちはどちらも勝ちたいけど、互いに対して尊敬を抱いていて、それは勝ち負けよりも大事なものなんだ。サーシャの幸運を祈っているよ。彼は素晴らしい人間であり、優れたテニス選手だ。もうすぐグランドスラムでも優勝するだろう」


また、年間グランドスラム達成まであと1勝に迫ったシーズンについて以下のように振り返った。「間違いなく素晴らしいシーズンだった。あまり多くの大会には出場しなかったけど、それでも史上最多となる7度目の年末1位に輝くことができて、3つのグランドスラムで優勝した。特別なシーズンだったよ。いくつかの大会ではもう少しいい結果を収められただろうけど、パリ大会で優勝し、ここで準決勝まで勝ち進めたことはシーズンのいい締めになったと思う」


「Nitto ATPファイナルズ」のダブルスでも決勝カードが決定。第2シードのラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)ペアと第3シードのピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)ペアがグループステージに続いて対戦することになった。準決勝で前者は第1シードのニコラ・メクティッチ(クロアチア)/マテ・パビッチ(クロアチア)ペアを4-6、7-6(3)、[10-4]で、後者は第4シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)ペアを6-3、6-4で破っている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのジョコビッチ
(Photo by Giampiero Sposito/Getty Images)

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