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トリノの最終戦コートは球足が史上最速?メドベージェフらが発言

「Nitto ATPファイナルズ」でのメドベージェフ

男子のシーズン最終戦となる「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月14日~11月21日/室内ハードコート)に出場している第2シードダニール・メドベージェフ(ロシア)が、トリノのコートは球速が史上最速だと話している。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じた。

前回チャンピオンのメドベージェフは、グループステージ1試合目で第7シードフベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-7(5)、6-3、6-4の逆転勝利を収めた。その試合後にメドベージェフは、会場であるイタリア最大の屋内競技場として知られるトリノの特殊なコンディションによって誰が優勝してもおかしくないと話す。


「僕は球足が速いコンディションが好きだけど、これまでATPツアーで経験した中でここは一番速いかもしれない。サーフェスはロンドンと同じ気がするから、理由はそれじゃないようだね。ここの空気はより乾燥しているから、その影響もあるのかな。ボールが空気中をすごく速く飛ぶんだ。今日の試合では素晴らしいリターナーを相手にしていたけど、サーブを打つ時はほとんどプレッシャーを感じることがなかったよ」


メドベージェフはこの試合で15本のサービスエースを決め、ファーストサーブのポイント取得率は83%に上った。


昨年、ロンドンのO2アリーナで行われた決勝では当時世界3位だったドミニク・ティーム(オーストリア)を破って優勝を果たしたメドベージェフだが、今年再びトロフィーを掲げるのは簡単ではないと感じているようだ。「去年はロンドンで優勝したけど、会場やホテルも含めてトリノではすべてが違う。ここでは新しいチャンピオンが誕生するかもしれないね」


メドベージェフは「ここの球足は超高速だから、グループステージの残り3試合でほかの選手たちがこのスピードにどう対応しているかを見てみたい。フビ(フルカチュ)と僕の場合は、どちらが良いショットを打てるかの争いになっていた。ほかの選手も同じなのかが気になるんだ」とも話している。


一方、ファイナルズ初出場のフルカチュも、先日まで参加していた「ATP1000 パリ」の会場に比べて「ここはずっと速い」とコメント。「サーフェス自体はそれほど変わらないかもしれないけど、ボールを打った時は全然違うね。かなり速く感じる。それもあってか、ダニールのサーブはかなり良かった。僕も(落とした)2ゲームを除いてはまずまずのサーブを打てていたと思うよ。サーフェスに慣れればさほど気にならないと思うし、今回は二人ともサーブが安定していた。その分、お互いが思っていた以上に良いリターンを返すことはできなかったのかもしれない。少なくとも僕はそうだった。ラリーになるとかなり良いプレーができたけど、それはダニールが好きな展開だったね」


第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)もメドベージェフに賛同。「ダニールが言うように、ここはツアーで最速のサーフェスだね。このコートだと、あまりラリーは続かないな」と述べている。また、グループステージ2試合目でメドベージェフに敗れた第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)も「このコートはとにかく速い」と口にした。


第6シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)の負傷によって途中から出場している第9シードのヤニク・シナー(イタリア)によれば、2019年に彼が優勝した「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」のコートと似ているという。「ミラノで行われたNextGen最終戦のコートとかなり似ているね。とても球足が速いから、僕にとってはやりやすいよ」と、室内ハードコートを得意とするシナーは話している。


今大会では全体的にブレークの回数がさほど多くないが、それはトップレベルの戦いだからというだけではなく、特殊な環境も影響しているようだ。その変化にいかに早く順応するかも一流選手に求められる素質なのかもしれない。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのメドベージェフ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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