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マレーはあと一度グランドスラムで優勝できる?

「全仏オープン」でのマレー

ここ数年間、怪我が原因で思うようにツアーで結果を出せていないアンディ・マレー(イギリス)。2019年の人工股関節手術からの復帰後、マレーは徐々に試合数を増やし、今シーズンに入り、だんだん結果を残せるようになってきたところだ。最近のマレーの活躍を受け、もう一度グランドスラムで優勝してほしいという期待が高まっており、マレーの元コーチもその意見に賛同しているようだ。英ニュースメディアExpressが伝えている。

マレーはこれまでにグランドスラム3勝を飾っている。先日の「ATP250 アントワープ」では、世界48位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)相手に3時間45分の大接戦の末勝利し、調子の良さを印象づけた。マレーは前回2019年の「ATP250 アントワープ」で、手術からの復帰後初のシングルス優勝を遂げていた。


今回、世界ランキング172位だったマレーの初戦の対戦相手は、約2ヶ月前の「ATP250 ウィンストンセーラム」で破れたティアフォーだった。マレーは試合後に、「今までで一番長い3セットマッチだった」と語った。最終的なスコアは7-6(2)、6-7(7)、7-6(8)で、第3セットのタイブレークではどちらの選手もマッチポイントを握るという双方全く譲らない試合だった。


今年、元世界1位のマレーは、確実に勢いをつけてきている。「ウィンブルドン」では、第24シードニコラス・バシラシビリ(ジョージア)に4セットで勝利した後、予選通過者オスカー・オッテ(ドイツ)をフルセットで退けたが、3回戦で第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)に敗れた。


北アメリカのハードコートシーズンでも幾つか勝利を重ねたマレー。「全米オープン」でも1回戦で対戦した世界3位のステファノス・チチパス(ギリシャ)に健闘したが、フルセットの末負けてしまった。


「ATP250 メス」では、ほぼ2年ぶりに準々決勝に進出。4年以上ぶりに出場した「ATP1000 インディアンウェルズ」では、世界51位のアドリアン・マナリノ(フランス)や世界38位のカルロス・アルカラス(スペイン)に勝利。しかし、オリンピックチャンピオンで第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)にはあと一歩及ばず敗退となった。


現在34歳のマレーは、数ヶ月前なら負けていたような相手に勝利を収めるようになってきている。かつての強さを取り戻す為の取っ掛かりを掴みかけているのかもしれない。最近のマレーの活躍を受けて、引退前にもう一度と、4度目のグランドスラム優勝への期待の声が高まっている。マレーの元コーチも期待を寄せる1人だ。


ティアフォーとの試合後、ラジオDJのグレッグ・ブレイディ氏は次のようにツイートした。「アンディ・マレー。医学の驚異だ。もう一度、スラムで優勝してほしい。コナーズの1991年と並ぶ(感動だ)と思う。感情的に言ってるんじゃない。現実的な話さ」


マレーの元コーチで解説者のブラッド・ギルバート氏もこのコメントに賛同しているようで、ブレイディ氏の投稿をチェックマークやいいねの絵文字と共にシェアした。


2019年の手術以来、マレーがシングルスで大会を制したのは一度きり。手術を行った2019年後半に出場した「ATP250 アントワープ」で、グランドスラム3勝のスタン・ワウリンカ(スイス)を退け優勝。シングルス以外では、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)とペアを組み、手術後初めて出場した2019年6月の「ATP500 ロンドン」ダブルスで優勝している。今年の「ATP250 アントワープ」では幸先良いスタートを切ったマレーだったが、第2シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に破れ、2回戦敗退となった。


「全米オープン」以降、「プレーは完璧ではないが着実に良くなってきている」と語るマレー。来年の「全豪オープン」での活躍に期待がかかる。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」でのマレー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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