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フルカチュ、歴史を作る

「ATP1000 マイアミ」でのフルカチュ

10月18日に発表された世界ランキングで、フベルト・フルカチュ(ポーランド)が歴史を作った。フルカチュは自己最高の10位にランキングを上げ、ポーランド人男子として史上2人目のトップ10入り。フルカチュはトップ10入りを達成した174人目の男子選手であり、今年に限って言えばキャスパー・ルード(ノルウェー)に次いで2人目となる。ATP(男子プロテニス協会)公式ホームページが伝えている。

ポーランド人男子がトップ10入りするのは、1977年7月25日に世界10位になったウォジェク・フィバク(ポーランド)以来となる。「ATP1000 マイアミ」王者、24歳のフルカチュは、今シーズン開始時は34位だった。


「コーチのCB[クレイグ・ボイントン氏]とここ2年ほどトレーニングを積んできた。去年から毎日欠かさず厳しい練習をしてきたんだ」とフルカチュはシンシナティでの記者会見で語った。「それが必要な過程だと思うし、テニスの技量も向上している。日々上達できるよう努力しているよ」


今年は、フルカチュにとって初めてだらけの1年だった。今や主要大会で優勝候補の一角となったフルカチュは、「ATP1000 マイアミ」で自身初のマスターズタイトルを獲得。さらに「ウィンブルドン」では初めてグランドスラムで準決勝に進出した。フルカチュは非常に実りの多いシーズンを送ってきたが、対戦相手もそれを感じている。元世界3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、「ATP1000 インディアンウェルズ」の準々決勝でフルカチュと対戦。試合は最終セットのタイブレークまでもつれ込み、ディミトロフが接戦を制したが、フルカチュのプレーにディミトロフは舌を巻いた。


「彼のサーブはすごかった。試合後、ネット越しに彼に伝えたくらいだよ。サーブが素晴らしく向上したと思う」とディミトロフは語った。「すごく良いやつさ。ツアーに彼がいるのはいいことだね。いつもすごくフレンドリーだし、話しやすい。モナコで何回か打ち合いをしたことがあるけど、とても打ち解けた雰囲気で、よかったよ」


ディミトロフが語ったように、フルカチュはコートの外で見せる笑顔や優しさでも知られている。しかし、コートでは力強いプレースタイルを得意とし、今シーズン既に3度優勝。コーチのボイントン氏とともにプレーを磨いてきた。


ボイントン氏は語る。「僕らは、彼が疲れたり、他のことに取り組みたがるまで、ずっと改善を求め続けている。その時々で何をトレーニングの対象とするかは変わるよ。話し合って目標を決めて、その目標が達成できれば、それに代わる新しい目標を設定するからね。上達すればするほど、より細かい点をより激しくトレーニングすることになるんだ」


4年前の今頃、フルカチュは400位台にいた。だが身長196cmと大柄なフルカチュは着実に力をつけ、2018年にはミラノで行われた「Next Gen ATPファイナルズ」にも出場。


「テニスは小さな子供の頃からプレーしている」とフルカチュ。「だから、大きな舞台でプレーできるのはすごく楽しいよ」


ポーランド人男子選手として初めてトップ10入りしたフィバクは、キャリアを通じて10位が最高順位だった。フルカチュがどこまでランキングを登り詰めるのか、見守ろう。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフルカチュ
(Photo by Michael Reaves/Getty Images)

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