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世界トップ100に最も多くの選手がランクインしている国とは?-男子編

錦織圭(左)とカレーニョ ブスタ(右)

テニスは個人競技であるが、母国への誇りも関係しうる。選手たちの母国に目を向けると、ATPツアーの上位100選手のうち実に49人を、5つの国が輩出している。これらのテニス大国はどこなのだろうか。テニス関連ニュースサイトTennis Headが、トップ選手を輩出している男子テニス強豪国を、2021年9月20日付で世界100位内にいる選手の人数をもとにランキング形式でまとめた。

5位 オーストラリア 6選手


南半球の大地オーストラリアは、才能ある選手たちをATPツアーに送り込んできた豊かな歴史を誇る。ロッド・レーバーやジョン・ニューカムといった伝説的選手たちにより、オープン化以降に20個のグランドスラムタイトルがもたらされている。2002年の「ウィンブルドン」でレイトン・ヒューイットが2度目のグランドスラム優勝を果たしてから20年近くが経っているが、男子ツアーでは今も才能ある多くのオーストラリア人選手が活躍している。


22歳のアレックス・デミノーはオーストラリアでトップの選手であり、世界ランキングは21位。50位以内には、48位のジョン・ミルマンもいる。この2人に加え、29歳にしてキャリアハイの65位となったジェームズ・ダックワース、72位の22歳アレクセイ・ポプリン、76位ジョーダン・トンプソン、そして自己最高は13位ながら現在95位まで下がってしまったニック・キリオスが、世界100位内のオーストラリア選手団を構成している。


4位 イタリア 9選手


興味深いことに、世界ランキング上位100位以内のイタリア人選手には、急成長中の才能とツアー経験の長いベテランが入り混じっている。2021年「ウィンブルドン」で準優勝した世界7位のマッテオ・ベレッティーニがこの一団を率い、20歳のヤニク・シナーが14位で次点につけている。40位内に入っている24位のロレンツォ・ソネゴと32位ファビオ・フォニーニが彼らに続いているが、57位で19歳のロレンツォ・ムゼッティも有望株だ。37歳のアンドレアス・セッピも87位で、78位ジャンルカ・マーゲル、83位マルコ・チェッキナート、98位ステファノ・トラバグリアと共に、今も100位内に入っている。


3位 スペイン 10選手



20度のグランドスラム優勝を誇る偉大なラファエル・ナダルは世界6位で、当然ながらスペイン人選手の筆頭だ。世界ランキング100位以内の10人のスペイン人選手のうち、5人は30歳を超えている。その5人とは、ナダル、パブロ・カレーニョ ブスタ(16位)、ロベルト・バウティスタ アグート(18位)、アルベルト・ラモス ビノラス(46位)、パブロ・アンドゥハル(93位)である。


年齢の面で対極にいるのは、スペイン人選手としては4番手で世界38位の成長株カルロス・アルカラスで、まだ18歳。これらの面々に加え、22歳のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナが45位、24歳のペドロ・マルチネスが59位、同じく24歳のジャウメ・ムナールが71位、そして89位のロベルト・カルバレス バエナが、世界100位以内のスペイン選手たちだ。


2位 フランス 11選手


グランドスラム開催国でもあるフランスは、世界100位内に11人の選手を擁している。世界20位のベテランで、観客を沸かせるガエル・モンフィスがトップだ。23歳で26位のユーゴ・アンベールと43位のアドリアン・マナリノが、世界50位内でモンフィスに続く。スペイン以上に、フランスには経験豊富な選手が揃っている。100位内の選手のうち7人が30歳を超えているのだ。


その7人とは、モンフィス、マナリノ、53位のブノワ・ペール、73位のジェレミー・シャルディ、81位リシャール・ガスケ、99位ジル・シモン、そして100位のピエール ユーグ・エルベールだ。彼らに加えて、チャレンジャー大会で活躍しランキング急上昇中で61位となったバンジャマン・ボンジ、74位のアルトゥール・リンデルネック、91位の22歳コランタン・ムーテがトップ100入りしている。


1位 アメリカ 13選手


オーストラリア同様、アメリカは歴史的にATPツアーにおける絶対的な強国である。アメリカ人選手はオープン化以降に50度のグランドスラム優勝を成し遂げているが、2003年にアンディ・ロディックが「全米オープン」で優勝してからは途絶えている。しかし、世界100位以内のアメリカ人選手のうち7人が25歳未満であることを思えば、アメリカのテニスの未来は明るそうだ。


24歳のライリー・オペルカが最上位の世界19位につけ、22位に36歳のジョン・イズナーが続いている。他に23歳のテイラー・フリッツが39位、21歳のセバスチャン・コルダが42位で50位以内に入っており、51位の23歳フランシス・ティアフォー、56位の24歳トミー・ポール、58位のマッケンジー・マクドナルドが惜しくも50位圏外にいる。マルコス・ギロンサム・クエリーはそれぞれ69位と77位で、20歳コンビのジェンソン・ブルックスビーブランドン・ナカシマは79位と85位。最後に86位スティーブ・ジョンソンと94位デニス・クドラの13人がトップ100入りしている。


ちなみに日本選手で現在トップ100内にいるのは、54位の錦織圭(日本/日清食品)と70位の西岡良仁(日本/ミキハウス)の二人だ。



(テニスデイリー編集部)


※写真は錦織圭(左)とカレーニョ ブスタ(右)
(Getty Images)

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