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ルード、ノルウェー選手初のトップ10入りを父子で語る

「ATP250 キッツビューエル」でのルード

9月13日付の世界ランキングでノルウェー男子選手として初めてトップ10入りを果たしたキャスパー・ルード(ノルウェー)が、今の心境をATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトで語った。

22歳のルードは今回の更新でランクを1つ上げ、キャリアハイとなる10位につけた。トップ10入りを果たした選手はルードが173人目となり、現在のトップ10の中では最も若い。ルードは「このマイルストーンを達成できてワクワクしているし幸せだよ。トップ10に入ることは僕にとっての憧れで、長い間目指してきたものだからね。それを達成できたのはとても嬉しい」と話している。


2019年の「Next Gen ATPファイナルズ」に出場しているルードは今年7月に「ATP250 バスタッド」、「ATP250 グスタード」、「ATP250 キッツビューエル」と3週続けて大会を制覇。2011年10月に元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)が成し遂げて以来の偉業を達成した。


物心ついた頃からテニスが生活の一部となっていたルード。父親のクリスチャンは家の裏庭に小さなテニスコートを作り、そこで4歳からルードにボールの感触を覚えさせた。ルードが父親の足跡を追ってテニス選手となる夢を膨らませるまでに、そう時間はかからなかった。


「世界中の大舞台でプレーしたいと思っていた。それは8歳の時からの夢で、頭から離れることはなかったよ」と語るルードは、子どもの頃からテレビでテニスの試合を見ていたことや、父親がトップ10の選手を当てるクイズを出してくれたことを回想。「僕は大抵トップ10の選手を正確に把握していたよ。トップ10は大きな節目だし、僕を含めた多くの選手が目指しているものだと思う。僕は何年もそうだった。その仲間入りを果たせたのは特別なことで、とても誇りに思っている」


クリスチャンは世界39位まで上り詰めたが、ルードは昨年の2月にその記録を超え、今やATPツアーのトップクラスに浮上してきた。父親であると同時にコーチも務めるクリスチャンはその過程を楽しんできたと話す。


「最高に楽しいよ。息子はいつも小さな一歩を重ねている。それは難しいことだが、ランキングで順調に上がってきた。あまり挫折がなかったことに驚いているよ。正しい方向に向かって順調に進んでいると思うし、彼のゴールがそこに留まることだということは私もわかっている。今のポジションに彼がすでに馴染んでいることに驚かされたよ」


ルードは自分の達成したことに満足しているが、テニスで成し遂げたいことはまだまだ多い。父クリスチャンによれば、今季4度、通算5度のツアー優勝を果たしているルードは、「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月14日~11月21日/室内ハードコート)に照準を合わせているとのことだ。


「彼の目標はトリノ行きの切符を手にして、トップ10のままシーズンを終えることだ。今は“Nitto ATPファイナルズ”に出ることを目指している。(得意の)クレーコートではないからなかなか厳しい戦いになるかもしれないが、彼はハードコートでも良いプレーができる。それにメンタル面での準備も万端だ」


(テニスデイリー編集部)



※写真は「ATP250 キッツビューエル」でのルード
(Photo by Markus Tobisch/SEPA.Media /Getty Images)

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