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24歳、世界ランキング4位のズベレフが語る勝利へのモチベーションとは

2020年「全豪オープン」でのズべレフ

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)にとっては、大きな大会で優勝することが全てだ。決勝に進むのも良いことだが、トロフィーが手にできなければ満足できない。先日、ズベレフはATP(男子プロテニス協会)のインタビューに答え、自身のモチベーションについて語った。

「トロフィーを掲げる感触が好きなんだ。そういうハングリーさが必要なのさ。家でソファーで寛いでいる時に恋しく思うのはそういう部分だね。重要な試合に勝った時や大きな大会で優勝した時に、最も満足感を得る。そのためにプレーしているし、一番モチベーションの源となっている」とズベレフ。


既にズベレフは有名な大会で何度も優勝している。例えば2018年の「Nitto ATPファイナルズ」や5度のマスターズ1000大会、そして「東京オリンピック」での金メダルなどだ。だが常に好調というわけではない。今シーズンも「全仏オープン」の準決勝で、ステファノス・チチパス(ギリシャ)にフルセットの末に敗退。昨年、自身初のグランドスラム決勝となった「全米オープン」では、ドミニク・ティーム(オーストリア)に最終セットのタイブレークで敗れた。


「実は、負けた時の方が勝った時よりずっと学ぶことが多い。負ければ、次はもっと上手くなろうとやる気がでる。テニスではいつもそうさ。テニスはすごく短期記憶型のスポーツだ。成功は必要だけど、それは記憶の底にしまって、自分の可能性を信じつつ、もう一度それを繰り返すんだ」


ズベレフの人生にはずっとテニスがあった。父のアレクサンダーさんはコーチで、兄は世界ランキング25位になったこともあるミーシャ・ズベレフ(ドイツ)だ。


「ミーシャのようになるだけでは嫌だった、ミーシャに勝ちたかったんだ。何をやっているかは問題じゃなかった、ボードゲームでもトランプでもさ。いつでも兄よりうまくやりたかった。それは絶対モチベーションの一つだったね。でも成長するにつれ、兄にも成功してほしいと思うようになった。今は兄にもプレーする試合全てに勝ってほしいと思ってるよ」


激しい競争心を持ちつつも、ズベレフは家族をとても大切なものと考えている。


「僕が考えるに、家は人を作るものさ。愛する人達がそばにいれば、家の一部と一緒に旅している気分になる。ツアーにまだ現役の兄がいること、両親が(ツアーに)ついてきてくれることはすごく僕の助けになっている。皆がそばにいるのはすごく良いことだ」


ズベレフは今シーズンも素晴らしい活躍を見せており、世界ランキング上位8選手しか出場できない年末の最終戦「Nitto ATPファイナルズ」に、5年連続出場が確実視されている。だが24歳のズベレフは満足していない。


「僕にとって今重要なのは次のステップに進むこと。そして大きなタイトルを掴むことだ」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「全豪オープン」でのズべレフ
(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)

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