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メドベージェフ、試合中に衝突した中継カメラに蹴り「手が折れるところだった」

「ATP1000 シンシナティ」で衝突したテレビカメラの横で審判に噛み付くメドベージェフ(左端)

「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月15日~8月22日/ハードコート)に第1シードとして出場していたダニール・メドベージェフ(ロシア)が、準決勝でテレビカメラに衝突して怒りを露にした。ロイター通信など複数のメディアが報じている。

メドベージェフは「ATP1000 シンシナティ」の準決勝で第4シードアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦し、6-2、3-6、3-6の逆転負けを喫した。その試合の第2セット第3ゲームで、メドベージェフはベースライン後方でボールを追っている際にコート後方に設置されていた中継カメラに衝突するというアクシデントに見舞われる。その際にカメラを倒してしまったメドベージェフは、カメラマンに対して「大丈夫か?」と手を差し出したものの、怒りの矛先は二人の無事を確認しに来た主審へと向かうことに。


メドベージェフは主審の目の前でカメラを思い切り蹴り、「そんなことはよせ」と主審から注意されると、「これをどけてくれ。手が折れるところだったじゃないか」と何度も繰り返し、自分には移動させる権限がないと説明する主審に対して「選手のことはどうでもいいんだろ」と悪態をついた。その後も「もうプレーできない。訴えてやる」などと口にしていたことが報じられている。


その試合中、メディカルタイムアウトを取ってぶつけた左手を手当してもらったメドベージェフはこの一件が影響したのか、それまで4戦全勝だったルブレフ相手に初めてセットを落とす。前週の「ATP1000 トロント」でマスターズ大会4つ目となるタイトルを獲得し、「ATP1000 シンシナティ」でも準決勝まで1セットも落とさずに勝ち上がってきたメドベージェフだが、第3セットも奪われ、優勝した2019年以来の決勝進出とはならなかった。


メドベージェフは試合後の記者会見に姿を見せなかった。一方のルブレフは、今回の件についてこう話す。「こういう接触はすごく危険だし、選手が怪我をする恐れもある。彼がどこも痛めていないことを願っているよ。その後のプレーを見る限り、深刻な事態にはなっていないようだけど。どこでも走れるようにコート上のスペースがもっと広くなるといいね。僕自身、ボールを打ちたいのにレフェリーが立っていて打てなかったという経験をしたことがあるから」


なお、シンシナティ大会の決勝ではルブレフと第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が顔を合わせ、ズベレフが6-2、6-3で優勝している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 シンシナティ」で衝突したテレビカメラの横で審判に噛み付くメドベージェフ(左端)
(Photo by Dylan Buell/Getty Images)

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