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アトランタ大会にダブルスで出場中のキリオスとソック、きっかけはあの人気ゲーム?

2019年「レーバー・カップ」でのキリオス(右)とソック(左)

「ATP250 アトランタ」(アメリカ・アトランタ/7月26日~8月1日/ハードコート)のダブルスにワイルドカード(主催者推薦枠)で出場しているニック・キリオス(オーストラリア)とジャック・ソック(アメリカ)が、二人の関係について語った。米テニスメディア Tennis.comなど複数のメディアが報じている。

以前から親しい友人だというキリオスとソックは2018年の「ATP250 リヨン」のダブルスで優勝を飾っており、2019年の「レーバー・カップ」ではラファエル・ナダル(スペイン)とステファノス・チチパス(ギリシャ)のペアを破っている。それ以来は組んでおらず、パンデミックによってツアーが中断することを知る直前、昨年3月にインディアンウェルズで食事をした後はずっと会ってもいなかったという。そんな二人が「ATP250 アトランタ」で1年以上ぶりに再会を果たすことになった。


ソックはキリオスとのダブルスについて「一緒にプレーするたび、勝っても負けても、楽しい時間を過ごせるんだ。俺たちはテニス界でもかなり個性的な方だろうね。二人ともコート上では観客と一緒になって楽しみたいと思っているし、あまり堅苦しい雰囲気にならないようにしている。アトランタでもそれは変わらないはずだよ」と話している。


その1回戦は雨による延期で深夜0時頃から始まったものの、キリオスとソックは第3シードのアイサムウルハク・クレシー(パキスタン)/ディビジ・シャラン(インド)ペアを6-1、6-3で圧倒し、わずか50分で試合を終わらせた。キリオスは「たくさんの思い出があるこのコートでプレーするのが大好きだ。ジャックはテニスコートの上だけでなく、俺の人生においても最高の仲間だ。ここに戻って来られてすごく嬉しいし、楽しんでいる。いい感じだ」とコート上のインタビューで話した。2回戦ではスティーブ・ジョンソン(アメリカ)/ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)ペアとぶつかる。


ソックは7月中旬に行われた「ATP250 ニューポート」でWilliam Blumberg(アメリカ)と初めて組んでダブルスのタイトルを手にした。ゴルフ仲間でもある二人は、オンラインゲームの「フォートナイト(FORTNITE)」の中でいつかダブルスでプレーする話を数年前からしていたという。そして今回もキリオスが「ATP250 アトランタ」に出ると知ったソックは、同じくフォートナイトを通じてダブルスの話を持ちかけた。キリオスもゲーム好きとして知られており、副業にしてもおかしくないほど頻繁にオンラインでプレーしている。先月、元世界女王のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がSNS上で「ウィンブルドン」の混合ダブルスの相手を募ったところ、キリオスが応じていたが、ダブルスのペア探しにSNSやオンラインゲームが一役買っているようだ。


キリオスのおかげで確実にオンラインゲームはうまくなり、最新の音楽情報も手に入れられると話すソックだが、テニスのスキルについては「僕のバックハンドも改善しようとしてくれたんだけど、お互いのグリップが違い過ぎてうまくいかなかった」と話す。


二人はシングルスにも出場しており、世界58位のキリオスは1回戦で世界75位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)を7-6(4)、6-3で退け、2回戦に駒を進めた。サーブが冴えわたっていたキリオスは15本のエースを決め、42ポイント中36ポイントをファーストサーブで獲得。エンターテイメント性の高いショットで観客を楽しませるキリオスは、最初のサービスゲームでさっそくアンダーサーブをやってのけた。さらには股抜きを組み合わせたアンダーサーブも放ち、意表を突かれたのか、アンダーソンはリターンをネットに引っかけている。キリオスは次戦で第3シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と当たる。


世界201位のソックは世界84位のリカルダス・ベランキス(リトアニア)を相手に6-7(4)、6-4、7-5でフルセットを制した。2回戦は同郷の第6シード、ジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「レーバー・カップ」でのキリオス(右)とソック(左)
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images for Laver Cup)

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