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42歳、身長211㎝のビッグサーバーが「全米オープン」を最後に引退へ

写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのカルロビッチ

ATPツアーで20年プレーしてきたイボ・カルロビッチ(クロアチア)は、今シーズンで選手生活を終えることに決めたという。伊ニュースサイトUBI Tennisが報じている。

現在42歳のカルロビッチは、2016年に4回戦に進出したことのある9月の「全米オープン」を、選手として出場する最後の大会とする。カルロビッチは世界ランキングで最高14位にいたこともあるが現在は203位で、今年はここまでツアーで2勝しか挙げていない。1月の「ATP250 デルレイビーチ」でのパブロ・アンドゥハル(スペイン)戦、そして7月の「ATP250 ニューポート」でのベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)戦だ。


カルロビッチの引退は、カルロビッチがワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得して出場した「ATP250 ロスカボス」の大会責任者であるジェフリー・フェルナンデス氏によって裏付けられた。フェルナンデス氏は、組み合わせ抽選会の場で次のように発表した。


イボ・カルロビッチは“全米オープン”で引退すると我々に伝えてくれました。我々は彼に大変感謝していて、この大会の初代王者である彼がとても好きです。このような形で彼を見送ることができるのは良いことであり、ふさわしいものです」


今後の計画について、カルロビッチから公式のコメントは未だ発表されていない。カルロビッチは現在、男子テニスの上位500位の選手の中で最年長である。また身長211㎝の彼は、世界ランキング20位に入ったことのある選手の中で最も背が高いという記録も保持している。そして7月26日時点で通算1万3709本のサービスエースは、史上最多記録だ。


カルロビッチは今月に入ってから次のように語っていた。「ここ1年はあまり試合に出場していないけれど、弱くなったとか遅くなったとは感じていない。僕は42歳だけど、感覚は10年前とほとんど変わらない。単純に、意欲と、試合で勝てるということの問題だ。テニスについても身体的にも、僕は変わっていない。年齢について聞かれる時も、僕は逆に数えるよ。次の誕生日で僕は41歳に戻る」


ATPの大会でカルロビッチは19度決勝に進出し、8つのタイトルを獲得。グランドスラムでは2009年の「ウィンブルドン」で準々決勝に進出したのが最高成績で、この時は後に優勝したロジャー・フェデラー(スイス)に敗れた。またマスターズ1000の大会である「ATP1000 シンシナティ」では準決勝進出経験があり、「デビスカップ」では優勝を飾っている。昨年の「全豪オープン」では、1978年のケン・ローズウォール(オーストラリア)以降に本戦で勝利を挙げた最年長の男子選手となった。


「ATP250 ロスカボス」では2016年に優勝を飾っているが、今年は1回戦で第5シードジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に敗れた。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのカルロビッチ
(Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)

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