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元世界5位のアンダーソンが2年半ぶりの優勝[ATP250 ニューポート]

「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」で優勝しトロフィーを掲げるアンダーソン

テニスの元世界ランキング5位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)が、グラスコートで行われた「ATP250 ニューポート」で、2019年1月の「ATP250 プネ」以来となる自身7回目の優勝を遂げた。ATP公式ウェブサイトが伝えている。

アンダーソンは大会開幕時には世界113位で、今シーズンのそこまでの戦績は5勝6敗だった。だが今大会では接戦ばかりだった4試合を戦い抜いて決勝に進出し、最後は今季チャレンジャー大会で3回の優勝を遂げている20歳のジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を7-6(8)、6-4、2時間11分の激闘の末に倒した。


優勝トロフィー授与式でアンダーソンは語った。「怪我でかなり苦しい時期を過ごしてきました。テニスの殿堂のある、歴史あるこのニューポートの地でカムバックのスタートとなる最高の1週間を過ごせたと思います。復活に向けてやる気満々ですが、すべては一つ一つの試合から始まります。今週はその一つ一つの試合を勝っていくことができました」


決勝の第1セットでは互いにブレークを許さず、身長203cmのアンダーソンはパワーで優っていたが、ブルックスビーは早いタイミングでの返球で対抗。何本か素晴らしいパッシングショットを決めて観衆の喝采を浴びた。だがブルックスビーはタイブレークで2度のセットポイントを握りながら決めることができず、アンダーソンが8-7で2度目のセットポイントを掴むと、鋭いバックハンドのリターンウィナーを決めて77分かかった第1セットを制した。


タイブレークを落としたことでわずか1ゲームのあいだ集中力が落ちてしまったのか、ブルックスビーは第2セットの最初のゲームでこの試合ただ一度のブレークを許し、そのまま試合を取られた。


現在35歳のアンダーソンはこう続けた。「ワイルドカード(主催者推薦枠)を下さってありがとう。この前この大会に出場したのは2008年で、それは僕のキャリアの初めの頃でした。今では終わりに近づいているのかもしれませんが、まだまだ続けようというやる気に満ちています」


ブルックスビーには、これがATPツアー大会の本戦デビューでいきなりの決勝進出となった。20歳のファイナリストは大会の45年の歴史で2番目に若い。ブルックスビーのすべてのレベルを合わせた今季の戦績はこれで32勝6敗、ランキングは昨年末の307位から126位まで急上昇中だ。


「ウィンブルドン」直前に「WOWOWテニスワールド」の「オンライン楽屋」に出演し、「自分を信じているし、以前の自分を取り戻せるようにがんばるだけ」と語っていたアンダーソンも、ランキングは一気に39上昇して74位となった。この優勝をきっかけに、どこまで活躍を見せてくれるだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」で優勝しトロフィーを掲げるアンダーソン
(Photo by Mahmoud Khaled/Anadolu Agency/Getty Images)

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