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イギリス期待の19歳テニス選手はプロのモデル!

写真は「ATP500ロンドン」でのドレイパー

先週行われた「ATP500 ロンドン」で準々決勝に進出した19歳のジャック・ドレイパー(イギリス)について今はよく知らないとしても、すぐに多くを知ることになるだろう。2018年の「ウィンブルドン」ジュニア男子シングルスで準優勝に輝いたドレイパーは、決定的なサーブと非常に強力なグラウンドストロークを武器としている。身長191センチ、左利き。間もなくATPツアーでその力を発揮すると期待されている。

ところで、彼がプロテニス選手兼モデルであることはご存知だろうか。冗談ではない。ドレイパーのマネジメント会社IMGは両方の面で彼の代理人を務めており、同社所属のモデルを紹介する「IMGモデルズ」のウェブサイトには彼のページも存在する。米テニスメディアBaselineが報じている。


容姿に恵まれた10代のドレイパーにとって、これは賢明な選択だ。近々予想される彼のATPツアーでの成功によって、モデルの仕事の機会も増えるだろう。


ドレイパーは、「ATP500 ロンドン」1回戦で2セット続けてのタイブレークの末に、世界23位のヤニク・シナー(イタリア)をストレートで破る番狂わせを演じた。これはドレイパーのまだ短いキャリアにおけるツアーレベルでの初勝利となった。このような大きな勝利を手にすると、多くの若手選手は勢いを失うものだが、ドレイパーは続く2回戦で世界39位のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)をまたしてもストレートで破り、好調を維持した。


昔から一番好きな選手はアンディ・マレー(イギリス)だが、その理由は「彼がイギリス人だからではない」というドレイパーは、子どもの頃からこの「ATP500 ロンドン」会場に足を運んでいたというから、彼にとって初めてのATPツアーベスト8進出にはもってこいの大会であった。


準々決勝進出を決めた後、ドレイパーは「子供の頃はよくここに来てマレーを見ていたよ。トロフィーと一緒に写真を撮ったのを覚えているな。かなり大きいトロフィーなんだよね。8歳の時の僕よりも大きいくらいだったよ」と冗談を飛ばした。「でも確実に、昔からこの大会を見ていて、ここでプレーしていたイギリスのトップ選手や他の素晴らしい選手たちみんなからすごく刺激を受けた。こんな名誉ある大会で準々決勝に進めたことは、僕にとってとても大きな成果だよ」


ドレイパーは準々決勝で同じイギリスのキャメロン・ノリー(イギリス)にストレートで敗れて大会を去ったが、その一方で、間もなく始まる「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)本戦のワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得。彼にとって「ウィンブルドン」本戦への初めての出場となるだけでなく、グランドスラム本戦への初めての出場でもある。今年のワイルドカードには、ドレイパーの他に「ウィンブルドン」で2度の優勝経験のあるマレーも名を連ねている。


主催者推薦枠の獲得を受けて、ドレイパーはこう語っている。「とても感謝しているよ。世界最大の大会の1つだからね。イギリス人選手にとって、そこでプレーすることはいつだって特別だ。今週と同じように、本戦に入れてとても誇らしい。ここで見せてきたのと同じレベルのプレーが見せられればいいと思っているよ。5セットマッチに出場するのも初めてだから、僕にとっては大きな挑戦になるだろう」


ロンドンでの成果によりドレイパーの世界ランキングは、309位から250位にジャンプアップ。初めての経験を一つ一つ積み重ねながら、大きな躍進に備えている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500ロンドン」でのドレイパー
(Photo by Paul Harding/Getty Images for LTA)

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