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第1シードのベレッティーニが初出場で初優勝。ウィンブルドンのダークホースに?[ATP500 ロンドン]

写真は「ATP500 ロンドン」でのベレッティーニ

グラスコートのグランドスラム、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)に向けての大切な前哨戦である「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月14日~6月20日/グラスコート)。その栄冠を掴んだのは世界ランキング9位、25歳のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)だった。ATP公式ウェブサイトが報じている。

ベレッティーニは決勝で、地元の応援を受けるキャメロン・ノリー(イギリス)に6-4、6-7(5)、6-3で勝利。同大会初出場での初優勝は、1985年に当時17歳だったボリス・ベッカー(ドイツ)が成し遂げて以来の快挙だった。試合後、ベレッティーニは「信じられない1週間だった。ボリスと同じことを達成するなんて。子供の頃からこの大会を見て、出場したいと思っていた。優勝できて、夢が叶ったよ」と喜びを語った。


これはベレッティーニにとって通算5回目、グラスコートでは2回目の優勝だが、過去4回はすべてATP250大会のもので、ATP500大会では初タイトル。決勝はフルセットの戦いとなったが、それ以外の、元全英王者アンディ・マレー(イギリス)との2回戦、第4シードアレックス・デミノー(オーストラリア)との準決勝を含むすべての試合をストレートで勝利。パワフルなサーブ、フォアハンド、効果的なスライスショットは、「ウィンブルドン」でも大きな武器となることが期待される。


もしも「ウィンブルドン」でベレッティーニが優勝し、同じく7月11日に決勝が行われるサッカーの EURO 2020(欧州選手権)でイタリアが優勝すれば「イタリアン・ダブル」ですね、と水を向けられたベレッティーニは、「イタリアのためにそうなることを願うよ。そうなったら歴史的なことだからね。でもまだまだ長い道のりだ。彼らにも僕自身にも、幸運を祈ってる」と語った。


一方決勝で敗れたノリーは、準優勝により世界ランキング41位から34位に上昇、「ウィンブルドン」の32シードに入ることが決まった。「“ウィンブルドン”でシードされるのは特別なことだ。タイトルが獲れなかったのは残念だけど、努力を続ければこれからもチャンスは来ると信じてる」とノリー。世界26位のダニエル・エバンズ(イギリス)もシードされるが、「ウィンブルドン」でイギリス人男子選手が2人シードされるのは2002年のグレッグ・ルゼツキーとティム・ヘンマン以来19年ぶりのこととなった。


ダブルスでは、今年の「全仏オープン」覇者であるピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)ペアが決勝でライリー・オペルカ(アメリカ)/ジョン・ピアース(オーストラリア)組を6-4、7-5で破って優勝。マウは「先週家族の前で全仏で優勝できたことは特別だった。だからここへは特に結果を期待せずにやってきたのに優勝できた。素晴らしい3週間だよ」と話した。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ロンドン」でのベレッティーニ
(Photo by Paul Harding/Getty Images)

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