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ジョコビッチ、マヨルカでダブルス出場。ティームやハレ初戦敗退のメドベージェフもエントリー

「ウィンブルドン」でのジョコビッチ

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のコーチであるゴラン・イバニセビッチ氏は、ジョコビッチとチームは今週マヨルカ島に移動すると明かした。世界ランキング1位のジョコビッチは、ここの芝コートで「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)に向けた練習をするようだ。しかしイバニセビッチ氏は、ジョコビッチは6月20日に始まる「ATP250 マヨルカ」(スペイン・マヨルカ/6月20日~6月26日/グラスコート)には参加しない方が良いという。オンラインメディアのsportskeedaが報じた。

ジョコビッチは先週日曜に「全仏オープン」決勝で2セットダウンからステファノス・チチパス(ギリシャ)を逆転で破り、19個目のグランドスラム優勝トロフィーを手にした。今年すでに2つの四大大会で優勝したジョコビッチには、年間グランドスラム(1シーズンの全ての四大大会で優勝すること)達成の可能性があり、彼の次の照準は「ウィンブルドン」に定められている。


ジョコビッチの全仏制覇の後、イバニセビッチ氏は、彼らチームは水曜日にスペインに到着する予定だと話した。その上で、「ウィンブルドン」優勝経験もあるイバニセビッチ氏は、サーフェスの質の違いは弊害をもたらす可能性があるため、ジョコビッチは「ATP250 マヨルカ」への出場は避けた方がよいとした。「私の意見では、大会には参加しないほうがいい。“ウィンブルドン”の芝はマヨルカの芝とは全然違うからね」とイバニセビッチ氏。


「ウィンブルドン」は6月28日に開始予定で、イバニセビッチ氏は大会開始の少なくとも3日前までにロンドンに到着することの重要性を強調した。イバニセビッチ氏によると、ジョコビッチはマヨルカ島で1週間ほど練習する予定だという。「ノバクは(“ウィンブルドン”の)前回優勝者として月曜日の試合に出場するから、ロンドンには最低3日前までに着いていなければいけない。マヨルカ島には7日か8日ほど滞在するだろう」


今年は「全仏オープン」の日程が後ろ倒しにされたことによって、元々短いグラスコートのシーズンがさらに1週間短縮された。このため、ジョコビッチのように「全仏オープン」で終盤まで勝ち残った選手たちは、グラスコート向けトレーニングや滑りやすいグラスサーフェスでの試合をふんだんにこなすことが難しくなった。


「ウィンブルドン」で5度の優勝を経験しているジョコビッチは、これまでも同大会前に芝コートで試合をする機会をさほど必要としていなかった。実際、2019年には芝コートでの前哨戦に一切出場することなく「ウィンブルドン」のタイトルを獲得している。これを踏まえ、ジョコビッチはロンドンに到着したら何度か練習のセッションを行う必要があるとイバニセビッチ氏は言う。


「ロンドンの芝で2回は練習しなければいけない。だから金曜には着いているべきだね。それだけではなく、私たちは“ウィンブルドン”のとても厳しい状況に慣れる必要がある。そこではまたバブルが私たちを待っているからね。私たちはどこにも移動できないんだ」


結局、ジョコビッチはマヨルカのシングルスではなくダブルスにエントリー。また「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月14日~6月20日/グラスコート)で思わぬ初戦敗退を喫した世界2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)は、急遽ワイルドカードでマヨルカのシングルスに第1シードとして出場予定。そして第2シードは、こちらもワイルドカードでエントリーした世界5位のドミニク・ティーム(オーストリア)となるようだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ウィンブルドン」でのジョコビッチ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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