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マレーが3年ぶりの芝で快勝「テニスをするのが大好き」と涙[ATP500 ロンドン]

「ATP500 ロンドン」でのマレー

「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月14日~20日/グラスコート)で元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)が2年ぶりとなる芝での勝利を喜んだことをお伝えしたが、2度の「ウィンブルドン」優勝を誇るアンディ・マレー(イギリス)はフェデラー以上にグラスコートでのプレーを待ちわびていたと言えるだろう。3年ぶりとなるグラスコートの大会「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月14日~20日/グラスコート)で初戦突破をした彼のコメントをATP公式ウェブサイトなどが伝えた。

長年苦しんできた股関節を2018年に手術したマレーは、新型コロナウイルスの影響もあって、同年6月の「ATP250 イーストボーン」を最後にシングルスとしてはグラスコートの大会に出場していなかった。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した今回、1回戦で世界ランキング46位のブノワ・ペール(フランス)に6-3、6-2で勝利。一度もブレークチャンスすら与えず、1時間あまりでの快勝だった。


試合後のオンコートインタビューで、感情が高ぶったマレーは目に涙を浮かべながら「テニスをするのが大好きだよ」と話した。「競うためにみんな努力しているが、僕はここ数年、自分のやりたいことができなかった。だからここでもう一度競うことができて感激だよ」


「肉体は老いたけど、今日はうまく動けたと思う。芝では3年ぶりの試合で、これまで2、3セット分しか練習していなかったから、自分がどうプレーをするのか、どう感じるのかがよくわからなかった。その割には良かったと思う」


「今日は楽しむことができた。明日にはまた試合がある。ベストな考え方ではないかもしれないけど、僕はいつも自分に、これが最後の試合になるかもしれない、と言い聞かせているんだ。だから、どの大会のどんな試合であってもできる限り楽しみたい」


「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート) 出場を目指すマレーは、2回戦で第1シードマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは1回戦で世界88位のステファノ・トラバグリア(イタリア)に7-6(5)、7-6(4)で競り勝っている。


地元イギリスの選手は、マレーの他にも、ダニエル・エバンズキャメロン・ノリージャック・ドレイパーが初戦突破。「ATP500 ロンドン」で4人の自国選手が1回戦で勝利するのは2005年以来。また、第2シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)は20本のサービスエースを決めて、世界207位のアレキサンダー・ブキッチ(オーストラリア)に7-6(6)、7-6(6)で勝利。第4シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が世界55位のラスロ・ジェレ(セルビア)を3セットで、第8シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)が元世界86位のルー・イェンシュン(台湾)をストレートで下している。


一方ダブルスでは、39歳のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と19歳のヤニク・シナー(イタリア)がペアを組み、エバンズ/ジョニー・オマラ(イギリス)ペアを7-6(8)、6-2で下して2回戦進出を決めた。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ロンドン」でのマレー
(Photo by Tony O'Brien/Getty Images)

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