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2年ぶりに芝復帰のフェデラーが白星スタート「芝が恋しかった」[ATP500 ハレ]

「ATP500 ハレ」でのフェデラー

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)4回戦進出後に棄権したことが一部で物議を醸した元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)。膝の手術後、リカバリーを進めながら「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)を目指す彼が、2年ぶりに出場したグラスコートの大会「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月14日~20日/グラスコート)で初戦勝利を飾った。ATP公式ウェブサイトが伝えている。

第5シードとして出場するフェデラーは、予選を勝ち上がってきた世界ランキング90位のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)相手に7-6(4)、7-5で勝利。第1セットでは序盤に2つのブレークポイントを握られる場面もあったが、そこをしのいでタイブレークの末に第1セットを先取。第2セットでは第10ゲームで一度握ったマッチポイントはモノにできなかったが、第12ゲームで3ポイント連取から3つのマッチポイントを掴み、1度もサービスゲームを失うことなく勝利していた。


「第1セット早々にブレークポイントを握られたのはきつかったけど、しのげたのは大きかった。タイブレークではすごくうまくいって満足しているよ。試合が進むにつれてより多くのチャンスを作り、それにつれて落ち着いたプレーができるようになった。全体的にサーブはとても良かったと思う。もう少しいいプレーができるといいけど、とにかく初戦に勝てて嬉しいよ」


「このサーフェスから2年遠ざかっていたから、恋しかったよ。(復帰後に)ハードコートもクレーコートも経験したから、今度はグラスコートだ。ハレに戻ってこられて嬉しい。ここでプレーするのは大好きだよ」


ハレで歴代最多10回の優勝を誇るフェデラーは、「ここでまた優勝するのが目標」と言いながらも、あらためて「ウィンブルドン」への強い思いを口にしている。「今週はパリのリカバリーに努めながら集中していくよ。“ウィンブルドン”での目標はとても高いけど、ここでいい試合をしてそちらに備えたい」


フェデラーは2回戦で、世界21位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)対世界17位フベルト・フルカチュ(ポーランド)の勝者と対戦する。


また、第6シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が世界52位のセバスチャン・コルダ(アメリカ)に3-6、6-7(0)で敗れた。20歳のコルダはこれまでグラスコートの大会に出場したことがなかったものの、バウティスタ アグートが手にした9回のブレークチャンスのうち7回をしのぎ、初のグラスコートで金星をあげた。


「とにかく落ち着いて、退くことなく、多くのブレークポイントを防いだのが大きかったね」と語るコルダは、テニスコートでなくサッカー場で芝の感覚を掴んでいたそうで「グラスコートは僕のスタイルに合っていると思う。ビッグサーバーで、ネットに出るようなアグレッシブなプレーが多いからね」と手ごたえを口にしている。


昨日行われた他の試合では、第7シードのダビド・ゴファン(ベルギー)が世界94位のコランタン・ムーテ(フランス)との試合途中に棄権。第2セット途中で転倒したゴファンは、そのセット終了後にプレー続行不可となった。


今日は、錦織圭(日本/日清食品)が世界84位のリカルダス・ベランキス(リトアニア)と、第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が世界45位のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が世界53位のドミニク・コプファー(ドイツ)と、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が世界27位のカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ハレ」でのフェデラー
(Photo by Thomas F. Starke/Getty Images)

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