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ナダル10度目のローマ優勝、ビッグタイトル数やジョコビッチとの対戦成績も僅差に

「ATP1000 ローマ」でのナダル

世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)との決勝に7-5、1-6、6-3で勝利したラファエル・ナダル(スペイン)は、自身の持つ大会最多記録を更新する「ATP1000 ローマ」で10回目となる優勝を遂げた。

ナダルとジョコビッチはこれで57回対戦し、対戦成績はナダルの28勝29敗となった。また同大会での二人の対戦は9回目でナダルの6勝3敗、決勝ではナダルの4勝2敗。グランドスラム、オリンピック、「ATPファイナルズ」、マスターズ1000の優勝数を合わせた「ビッグタイトル」の数では、トップのジョコビッチが59、続くナダルは今回で57となった。


勝利後の会見でナダルは語っている。「とても満足してる。ここローマでまたトロフィーを手にできたことは素晴らしい。ここは僕のキャリア初期に獲得した最も重要なタイトルの一つだから、10回目の優勝を遂げたかった。“全仏オープン”、モンテカルロ、バルセロナで10回(以上)優勝してる。だからここでもそうしたかった」


そしてこれはナダルの36個目のマスターズ1000タイトルで、ジョコビッチと並んで最多記録タイとなった。さらに今年の獲得ポイントで争う最終戦出場権レースでは、10位から一挙に6位に上がり、8人の出場圏内に入った。準優勝のジョコビッチも、3位から2位だったアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と入れ替わり、1位のステファノス・チチパス(ギリシャ)に190ポイント差と迫っている。


決勝の前日、ナダルはわずか1時間半でライリー・オペルカ(アメリカ)を下したが、ジョコビッチはまずその前日に雨のため中断となっていたチチパスとの準々決勝を、第1セットを取られた状態から逆転しなければならなかった。そして同日に行われた準決勝では、第14シードガエル・モンフィス(フランス)、第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)、第7シードのルブレフを破って勝ち上がってきた地元のロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と6-3、6-7(5)、6-2の激闘を演じ、合計5時間近くもコート上で戦っていた。


決勝は最終セットまでもつれたが、第3セットの大事な場面で見事なフォアハンドのショットを決めたナダルはこう話した。「この数週間でフォアハンドがだんだん良くなって、しっかりした自信になった。それでももっとダウンザラインを打てる場面があったけど…数週間前に比べて格段に良くなったと思う。とても大事なショットだから、大きな進歩だ。特にクレーでは自信になる」


2019年にナダルはモンテカルロ、バルセロナ、マドリードの3大会続けて準決勝で敗れたが、ローマでは決勝でジョコビッチを破って優勝。そのままその年の「全仏オープン」も制した。今年は例年と違いローマ大会終了から全仏までの期間が2週間空くことになるが、14回目の全仏優勝へ向けて準備は万端のようだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 ローマ」でのナダル


(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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