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奇人ペール、"不適切な行為"により東京五輪フランス代表から追放される

2019年「ATP250 ウィンストンセーラム」でのペール

試合での問題行動やSNS上での歯に衣着せぬコメントでたびたび話題となるブノワ・ペール(フランス)にツケが回ってきた。「東京オリンピック」のフランス代表から外されたのだ。英BBCが報じている。

今年の国別対抗戦「ATPカップ」にも出場していたペールは、フランス内でのランキングは4番目、世界ランキングも35位と、本来であれば代表として十分な資格を有する。だが、最近では3月の「ATP250 ブエノスアイレス」で試合中にコートに唾を吐くなど、批判の的となる問題行動を起こしてきた。この度フランステニス連盟(FFT)はそれらを「非常に不適切な行為」と厳しく批判。「オリンピックの精神とはまったく相容れない」として代表から除外した。


さらに、ペールにラケットを提供しているスポンサーのバボラも、テニスというスポーツの価値を示した上で、それを損ねているペールの行動を「容認しない」姿勢を明確にした。テニス関連ニュースサイトTennis Headが報じている。契約打ち切りとまではいかなかったが、反省の色を見せていないペールとの今後は危ういかもしれない。


2020年の「ATP250 オークランド」で決勝に進出して以来、ペールはここまでに出場した20の大会ですべて1試合目か2試合目で敗退しており、格下相手の敗戦も目立つ。無観客開催により収益が減った大会が賞金を減額していることに対しては「少し多めの賞金のために狂ったように身を削る必要があるのか?」「今のツアーは退屈」などと発言。1回戦敗退を繰り返し、参加賞金をかき集めるためだけに大会に出場していると豪語している。


そんなやりたい放題のペールを擁護する選手がいた。ラファエル・ナダル(スペイン)はペールの言動に苦言を呈しながらも、「彼はいい奴だ」とコメントしている。


コロナ禍という前代未聞の事態においては忍耐力がいっそう試されるが、ペールはとっくにしびれを切らしてしまっている。スポンサーとの契約や同胞との信頼関係も切れないことを祈るばかりだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「ATP250 ウィンストンセーラム」でのペール
(Photo by Jared C. Tilton/Getty Images)

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