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錦織を破ったナダル、バルセロナで記録更新となる12回目の優勝。世界2位返り咲き

「ATP500 バルセロナ」でのナダル

「クレーキング」ラファエル・ナダル(スペイン)が、クレーコート上で史上最多の61回目となる優勝を遂げた。自身の持つ「ATP500 バルセロナ」での最多記録を更新する12個目のタイトルで、決勝の相手ステファノス・チチパス(ギリシャ)に一度は握られたマッチポイントを凌いでの優勝だった。

ナダルは第1セットを取りながら、第2セットはタイブレークに持ち込まれて落とし、第3セットの第10ゲーム、自らのサービスゲームで、4-5、30-40とマッチポイントを握られた。だがそれを凌ぐとその後3ゲームを連取して、3時間38分に及んだ試合を6-4、6-7(6)、7-5で制した。ATPツアーの試合時間が記録に残されるようになったのは1991年からだが、この試合はそれ以来最長の3セットマッチの決勝となった。


チチパスがマッチポイントを握るよりはるかに早く、第2セット5-4でナダルは2度のマッチポイントを凌がれていた。この優勝で、ナダルはダニール・メドベージェフ(ロシア)に奪われていた世界ランキング2位の座を奪還。今年3月14日以来の2位返り咲きとなった。


優勝後ナダルは語った。「この大会の決勝でこんなに苦しんだのは初めてだった。素晴らしい選手に勝てて本当に嬉しいよ。チチパスはモンテカルロで優勝し、今大会でも1セットも落としていなかった」


「僕にとって重要な勝利だ。今週はずっとプレーのレベルを上げてこられたと思う。優勝でそれが確信できた。とても大事なことだ。僕にとってホームと言えるこの大会でトロフィーを掲げられたことは大きな意味がある、今後のためにも」


ナダルが最も多く優勝を遂げている大会は、「全仏オープン」13回、「ATP500 バルセロナ」12回、「ATP1000 モンテカルロ」11回、「ATP500 ローマ」9回、「ATP1000 マドリッド」5回(クレー4回、ハードコート1回)、「ATP1000 カナダ(トロント/モントリオール)」5回、となっている。


バルセロナでナダルが大会中に2セット以上を取られて優勝したのはこれが初めてだった。2回戦でイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)と、そして3回戦で錦織圭(日本/日清食品)とフルセットを戦ったナダルは、その後徐々に調子を上げ、決勝ではバルセロナで過去に一度準優勝したことのあるチチパスと対戦。チチパスは今大会でここまで1セットも落としていなかったばかりでなく、前週のモンテカルロで優勝しているので、今季ここまでクレーコートでは9勝0敗、17セットを取って1セットも落としていなかった。


そのことについてナダルは言う。「チャレンジを受け入れることだ。謙虚になって自分がいいプレーをしていないことを受け入れ、毎日戦って解決策を見つけようと努力する。それが僕のしたことだ」


2月に「全豪オープン」準々決勝でチチパスに敗れていたこともモチベーションになったようだった。ナダルに2セット先取されてから勝利したことがあるのは、他にはファビオ・フォニーニ(イタリア)とロジャー・フェデラー(スイス)だけだ。


ナダルのチチパスとの対戦成績はこれで7勝2敗となった。二人は2018年の決勝でも対戦しているが、この時はツアーレベルで初の決勝進出だったチチパスを、ナダルが6-2、6-1で圧倒した。


優勝セレモニーでナダルは観客に喜びを伝えた。「昨年大会がキャンセルされて、今年はバルセロナでプレーできたというだけでも本当に嬉しい。ほぼ1年、観客の前で試合をすることができず、今は信じられない気持ちだ。僕のキャリアの最初からずっと、愛とサポートをありがとう」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 バルセロナ」でのナダル
(Photo by Alex Caparros/Getty Images)

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