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錦織が若手を連続撃破で8強。「感覚がないという言い訳は使えなくなった」

「ATP500 ロッテルダム」での錦織

3日の「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/3月1日~3月7日/室内ハードコート)、男子シングルス2回戦で、世界45位の錦織圭(日本/日清食品)が世界23位アレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3、2-6、7-5で下し、約1年8ヶ月ぶりにツアーベスト8進出を果たした。その錦織は試合後の記者会見で「ボールの感覚がないっていうのはなくなったので、その言い訳は使えなくなった」と語った。

錦織はこの試合、ツアー随一とも言われる俊足を持つデミノーを相手に、2時間14分で27本ものウィナーを奪った。第3セットではサービング・フォー・ザ・マッチを破られたが、ギアをもう一度上げて勝ち切った。


錦織は「3セット目は五分五分でしたね。先にリードはしましたけど、攻め切れてないなというのが4・5ゲームぐらいあって、最後のゲームは思い切りいってみようかなと。1セット目のプレーを思い出してというか」と振り返っている。


1回戦では20歳の世界19位、2回戦では22歳の世界23位という伸び盛りの若手を撃破した錦織。プレーの戻り具合については「なんとなく確信的な感じに。ボールの感覚がないっていうのはなくなったので、その言い訳は使えなくなったなという感じです」と語った。


そしてツアーでのベスト8進出は、2019年7月の「ウィンブルドン」以来、約1年8ヶ月ぶりとなった。


これについても「嬉しいですね。このレベルの高い彼らとやっとちゃんと試合ができるようになってきたので。それが一番安心というか、やる気に繋がるので。いつものプレーができないなっていうモヤモヤが続くとメンタル的にも乗れないし、疲れるし。それを脱出できたのは嬉しい気分ですね」と明るい顔を見せた。


「プレー的にこれがダメというのはなくなりました。あとはトップ10に入れるようなメンタルが染みついてくれば、トップ10にも入れると思います」


体力面については「明日になってみないと分からないですけど、最後はけっこうツラかったですね。かなりラリーが長かったので、若干身体も大変なところはありましたけど、一応乗り切れて最後もギアを上げてプレーできたので、たぶん大丈夫だと思います」という。


この日は、準々決勝で当たる可能性があった第1シードダニール・メドベージェフ(ロシア)、準決勝で当たる可能性があった第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が相次いで敗退。現在世界45位とランキングを落としているため、ポイントをできるだけ早く積み重ねたい錦織にとってはチャンスが広がっている。


その錦織は準々決勝で、世界27位ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)対世界26位ボルナ・チョリッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織圭
(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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