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ジョコビッチ新しい組合について語る「何百人もの選手が現状に不満を持っている」

写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ

世界中のすべての人にとってと同様に、テニス界にとっても困難だった1年も終わろうとしているが、世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はこんな状況の中でも4度の優勝を果たし、最多記録タイとなる6回目の年末1位も手中にした。そのジョコビッチが今年引き起こしたもう一つの話題、彼の率いる新しいテニス選手の組合はどうなっているのだろうか。Tennis World USAが報じた。

新しい組合PTPA(Professional Tennis Players Association、プロテニス選手協会)は現在、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)やスローン・スティーブンス(アメリカ)など女子選手とも話をしているそうだ。またジョコビッチは、新しい組合の目的は、すべての選手の権利と福利を守ることだけだと述べた。


「僕らは様々なレベルの選手たちと話をしている。セレナやスローンとも、もっと低いランキングの選手たちとも。今はスケジュールがとても不安定だから、どんな風に組織を作るか、考えているところだ」


「ATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子プロテニス協会)とも話して、PTPAの位置づけを考えている。一部で言われているような攻撃的なアプローチをとるつもりはないんだ」


またジョコビッチは、多くの選手が現状に不満を持っており、PTPAはそれらの不満を解決するために役立つことができると考えている。


「僕らはすべてのレベルの選手たちの意見を聞き、問題に取り組みたいと思ってる。現状には何百人もの選手たちが不満を持っているんだ。目的があるから、まずは僕らの立ち位置をはっきりさせたい」


「長い道のりになる。これが正しい動きなのか、テニス界を分断するのではないかという観点から批判する人もいるのは知っている。でもそんなんじゃないんだ、僕らはただ改善したいだけだ」


さらにコロナ禍の影響で、特に下位ランキングの選手たちが受けた経済的影響についても語った。


「最悪なことは、来シーズンも予測できないことだ。この先どうなるかは我々が決められることじゃない、各国の政府の決断による。常に話し合いがあり、経済的な問題がある。ランキング上位の選手たちには大会が開催されて幸運だったけれど、500位から下の選手には大きな打撃だった。大会を開催して、生活のために稼げるようにしなくては。複雑な状況だよ」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ
(Photo by Darrian Traynor/Getty Images)

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