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ナダルが大ピンチで見せた最高のプレー。「彼の股抜きロブは世界一」

「Nitto ATPファイナルズ」でのナダル

男子テニスツアー最終戦の「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月15日~11月22日/室内ハードコート)のグループ「ロンドン2020」第2戦で、世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア)に敗れた世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)。だが、ナダルが大ピンチとなったサービスゲームで見せたプレーが脚光を浴びた。

それは第2セットのゲームカウント4-5で迎えた第10ゲーム。ナダルはミスを連発してしまい、0-40と3本のマッチポイントを握られていた。しかしツアー随一のメンタルと言われるナダルはもちろん諦めることはなく、この3本をしのぐ。そしてアドバンテージを握ったところでそのプレーは生まれた。


ネットへ出てボレーを打ったナダルに対し、ティームはロブを返す。これがナダルの頭上を越えるが、彼は冷静に股抜きロブショットを選択。ティームはスマッシュで決めにかかるが、方向を読んでいたナダルはこれをティームの足元へ。絶妙な位置に返されたティームはなんとか返球するものの、浮いたチャンスボールに。ナダルが強烈なバックハンドを叩き込んで大ピンチのサービスゲームをしのぎ切った。


ATP(男子プロテニス協会)はこのプレーを「この日最高の瞬間」に選び、「ナダルの股抜きロブは世界一」とTwitterで紹介した。ちなみにナダルの股抜きロブでは、2011年の「ATP1000 マドリード」決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)相手にウィナーを決めたものが有名だ。


ナダルは結局6(7)-7、6(4)-7で敗れたものの、「僕も良いプレーをした。僕の気持ちはネガティブなものではない」「今日は負けたとしても、テニスのレベルが格段に上がっているから、5日前よりも良い結果を残すチャンスが大きくなったと思う」と語っている。


これでグループリーグ1勝1敗となったナダルだが、第3戦でステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利すれば、スコアや他の試合結果に関係なく決勝トーナメントへ進出することができる。


注目のナダル対チチパスは、日本時間20日の午前5時に開始予定だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのナダル
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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